潮の町の神様

白石華

文字の大きさ
上 下
25 / 30
潮の町の神様

ナツミちゃんと毎度の展開エッチ、本番

しおりを挟む
「ほら、渉、寝て……。」
「う、うん。」

 俺はマットの敷かれた床に横になると、ナツミちゃんが俺にのしかかってくる。

「いつもと逆ね。」
「だけど。こういうのもいいかな。」
「何よそれ。そこは女の子になったみたいで恥ずかしいんじゃないの?」
「うん……俺、ナツミちゃんにこうして貰えるのはいいと思うよ。うっ。」
「ふふ……。」

 ナツミちゃんはナツミちゃんで催眠状態だから心が正直になりすぎているのか、俺を押し倒しながら何かに刺激されているような妖しげな表情だ。Sっ気がありそうな感じだったがそれが表に出ているのだろうか。

 ぷちゅんっ。

 そんなことを思いめぐらしている内にナツミちゃんが俺の肉棒の先端に自分のを付け。

 じゅにゅううう……っ。

 スルリと体を滑り込ませて行くが、きついまま、にゅるにゅると絡み付いて来る。

「んっ、あっ、ああっ!」

 ナツミちゃんの中にどんどん入っていき、ぴたりと奥まで密着してしまう。

「ねっ、ねえっ、渉……動いてもいい?」
「ナツミちゃんが大丈夫ならいいよ。」
「うん……。」

 ずっ、ちゅっ、ずちゅっ、にじゅっ。

 答えるや否や、ナツミちゃんが腰を揺らしていく。本人も自分からこうしたいと言っていたし、興味があるのだろう。

「あっ、あっ、あうっ、ああ……っ。」

 ナツミちゃんが体を揺すっていくのだが……おっぱいも揺れてとても見た目がいい。それに、ナツミちゃんがここまで俺にしてくれるようになってくれたという達成感がある。

「んうっ、あっ、あうっ、きゃうっ。」

 ナツミちゃんが体を揺すっていく内に極まった声が出てしまっている。気持ちいいのだろうか。

「ぐ、うう……っ。」

 どうしてもこう……。ナツミちゃんが感じているポイントはどこ辺りか、確認したくなっちゃうのは仕方ないな、うん。

「はあっ、はあっ、ああっ、ん……っ、んんっ!」

 そろそろ極まりもピークに向かいそうなところで俺もナツミちゃんの太腿を掴むと。

「な、ナツミちゃん……っ、」
「あっ、きゃあああんっ!」

 ナツミちゃんの動きに合わせて腰を揺すり始めたら、随分と可愛い声を出してくる。

「なっ、ナツミちゃん、ナツミちゃんっ!」
「あっ、あっ、ああっ、ああっ、ああっ、あああんっ!」

 ずちゅっ、ずちゅっ、にじゅじゅっ!

 どうやら俺の動きでもナツミちゃんの狭い入り口を往復自体はしていても、蜜が出ているからか、そんなに負担になっていないようで、すぐさま達して、出してしまえるところまで行けそうだった。

「あっ、あっ、きゃああっ、きゃうっ、あうっ、ん……っ、ああああっ!」
「うっ、ぐ……っ。」

 ナツミちゃんが背筋をのけ反らせ、ぶるぶると背筋と乳房を震えさせて果てると、俺も出し切るところまで出してしまう。

 びゅく、ずびゅぶっ、びゅぶぶぶぶぶっ、びゅぶるっ!

「あ……っ。」

 俺も出してしまっているが、ナツミちゃんも身体を逸らしたまま、痙攣し続けている。

「はああ……あっ。」

 顔をこっちに戻した時は、とろんとした表情で宙を見ているが、俺を見つけると。

「渉……ちゅっ。」
「ん……っ。」

 結合部から引き抜かず、抱き合った状態で身体を擦り付け合っていた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

今日の授業は保健体育

にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり) 僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。 その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。 ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。

ぽっちゃりOLが幼馴染みにマッサージと称してエロいことをされる話

よしゆき
恋愛
純粋にマッサージをしてくれていると思っているぽっちゃりOLが、下心しかない幼馴染みにマッサージをしてもらう話。

保健室の秘密...

とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。 吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。 吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。 僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。 そんな吉田さんには、ある噂があった。 「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」 それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。

王女、騎士と結婚させられイかされまくる

ぺこ
恋愛
髪の色と出自から差別されてきた騎士さまにベタ惚れされて愛されまくる王女のお話。 性描写激しめですが、甘々の溺愛です。 ※原文(♡乱舞淫語まみれバージョン)はpixivの方で見られます。

彼氏が完璧すぎるから別れたい

しおだだ
恋愛
月奈(ユエナ)は恋人と別れたいと思っている。 なぜなら彼はイケメンでやさしくて有能だから。そんな相手は荷が重い。

夜這いを仕掛けてみたら

よしゆき
恋愛
付き合って二年以上経つのにキスしかしてくれない紳士な彼氏に夜這いを仕掛けてみたら物凄く性欲をぶつけられた話。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

鬼上官と、深夜のオフィス

99
恋愛
「このままでは女としての潤いがないまま、生涯を終えてしまうのではないか。」 間もなく30歳となる私は、そんな焦燥感に駆られて婚活アプリを使ってデートの約束を取り付けた。 けれどある日の残業中、アプリを操作しているところを会社の同僚の「鬼上官」こと佐久間君に見られてしまい……? 「婚活アプリで相手を探すくらいだったら、俺を相手にすりゃいい話じゃないですか。」 鬼上官な同僚に翻弄される、深夜のオフィスでの出来事。 ※性的な事柄をモチーフとしていますが その描写は薄いです。

処理中です...