27 / 57
第三章
光の女騎士の更に求める匂い
しおりを挟む
「……ここは。また、あの場所か。」
サイレスが目を覚ますと、そこは前にも見た医務室だった。窓際近くの部屋の奥には人影があって。
「また会いましたね、先輩。」
「リンデン……。」
「どうしました? この前より……僕を見ても罪悪感が無いですね。」
「ああ。最後に私に言っただろう。限界を知る事になったと。
それを自分なりに……決着をつけたよ。」
「ええ。多分。先輩が思っている通りの事に僕はなったんです。
先輩との訓練で怪我をしたのは何の関係もありません。
僕は……これまでのやり方に限界が来たんです。
だから、やり方を変えて、強くなろうと今はしています。」
「それは……何なんだ?」
「知りたいですか?」
「知りたくないと言えば嘘になるが。また、お前がそうしようとしているなら。
それを知れただけでもいいよ……。」
「先輩は……随分と穏やかに様変わりしましたね。」
「ああ。なんだろうな。きっと、もう一度、お前に会えたからだよ。」
リンデンの言葉通り、サイレスは穏やかな口調と姿勢で語っている。
「先輩。また……身体が疼くんです。僕の面倒を、お願いします……。」
「いいよ。それでお前が、静まるなら……な。」
サイレスはリンデンの座っているベッドの方へ移動した。
「それで、私は何をすればいい?」
「ええ。サイレス……僕に、愛撫されてください。ベッドに寝て、仰向けになって。
服は脱いでください。」
「ああ……。」
しゅるりとサイレスが来ていた上着を脱いでいく。
とさっ。
「これで……いいのか?」
「はい。ありがとうございます。サイレスの身体は……鍛えられた美しさがありますね。」
「そうだな。自慢の身体と言ってもいいだろう。」
リンデンの言葉が気に入ったのか、サイレスは誇らしげに自分の身体を言う。
「ふふ……サイレス。それじゃあ、愛撫、していきますね。」
「ああ。」
サイレスにリンデンがのしかかる。まずは顔に近づけ……唇を重ねる。
サイレスが目を覚ますと、そこは前にも見た医務室だった。窓際近くの部屋の奥には人影があって。
「また会いましたね、先輩。」
「リンデン……。」
「どうしました? この前より……僕を見ても罪悪感が無いですね。」
「ああ。最後に私に言っただろう。限界を知る事になったと。
それを自分なりに……決着をつけたよ。」
「ええ。多分。先輩が思っている通りの事に僕はなったんです。
先輩との訓練で怪我をしたのは何の関係もありません。
僕は……これまでのやり方に限界が来たんです。
だから、やり方を変えて、強くなろうと今はしています。」
「それは……何なんだ?」
「知りたいですか?」
「知りたくないと言えば嘘になるが。また、お前がそうしようとしているなら。
それを知れただけでもいいよ……。」
「先輩は……随分と穏やかに様変わりしましたね。」
「ああ。なんだろうな。きっと、もう一度、お前に会えたからだよ。」
リンデンの言葉通り、サイレスは穏やかな口調と姿勢で語っている。
「先輩。また……身体が疼くんです。僕の面倒を、お願いします……。」
「いいよ。それでお前が、静まるなら……な。」
サイレスはリンデンの座っているベッドの方へ移動した。
「それで、私は何をすればいい?」
「ええ。サイレス……僕に、愛撫されてください。ベッドに寝て、仰向けになって。
服は脱いでください。」
「ああ……。」
しゅるりとサイレスが来ていた上着を脱いでいく。
とさっ。
「これで……いいのか?」
「はい。ありがとうございます。サイレスの身体は……鍛えられた美しさがありますね。」
「そうだな。自慢の身体と言ってもいいだろう。」
リンデンの言葉が気に入ったのか、サイレスは誇らしげに自分の身体を言う。
「ふふ……サイレス。それじゃあ、愛撫、していきますね。」
「ああ。」
サイレスにリンデンがのしかかる。まずは顔に近づけ……唇を重ねる。
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
13歳女子は男友達のためヌードモデルになる
矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
[恥辱]りみの強制おむつ生活
rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。
保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。
バスト105cm巨乳チアガール”妙子” 地獄の学園生活
アダルト小説家 迎夕紀
青春
バスト105cmの美少女、妙子はチアリーディング部に所属する女の子。
彼女の通う聖マリエンヌ女学院では女の子達に売春を強要することで多額の利益を得ていた。
ダイエットのために部活でシゴかれ、いやらしい衣装を着てコンパニオンをさせられ、そしてボロボロの身体に鞭打って下半身接待もさせられる妙子の地獄の学園生活。
---
主人公の女の子
名前:妙子
職業:女子学生
身長:163cm
体重:56kg
パスト:105cm
ウェスト:60cm
ヒップ:95cm
---
----
*こちらは表現を抑えた少ない話数の一般公開版です。大幅に加筆し、より過激な表現を含む全編32話(プロローグ1話、本編31話)を読みたい方は以下のURLをご参照下さい。
https://note.com/adult_mukaiyuki/m/m05341b80803d
---
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる