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喫茶モフモフ
王子とサナダさん
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「いやあ。もう私を呼んでいただけるとは思いませんでした。」
「はい。すぐにいらしてくれて嬉しいです。」
フェアの期間がある程度過ぎた頃。まだフェアは終わっていなかったが、予約や仕入れのための発注もあるから、閉店後に連絡を入れたいと、隣国からの依頼人を通じて王子に来て貰ったサナダさんだったが……今回は議事録を記録するための従者も来ている。
「私の国の商談だったら、御用とあれば飛んでいきます。それで、どこまで固める予定ですか?」
「一通りですねぇ。纏まらなかったら、またいらして貰おうかと。」
「ひとまずそちらの要望をこちらにお伝え下さい。」
「はい。フェアが終わった後、実際に僕たちも見てみたいと思っているんですが。
それと、次のフェアで夏向けのトロピカルな果物も見てみたいですね。
温泉地の美味しい料理や食材もあったら参考にしたいです。
そのまま作る以外でも、材料を仕入れて新メニューを開発したり。
アレンジしたりするのもお許しください。」
「大丈夫ですよ。まずは旅行と、夏向けの果物と、旅行先の美味しいものですね。」
「……。」
サナダさんたちが会話をする脇で隣国の王子が連れてきた従者が記録を取っていた。
「ええと、アレンジと言っても、そのまま出して欲しい料理などあったら。
前もって言って頂ければこちらも善処します。」
「そうですねぇ。こだわりが強すぎるとお願いするかもしれません。」
サナダさんと王子の商談は、実にスムーズだった。お互いに商談は慣れているからか和やかだが、それでも齟齬が終わったら生じるのが商談である。議事録は必須だった。
「この分まで書きました。続けて大丈夫です。
終わったらそちらでもご確認よろしくお願いします。」
「はい。コチラもゴンドウさんにも記録を取って貰っていますから、ご確認ください。」
「いらっしゃったんですか。」
「はい。ダブルチェックの方がいいでしょう。」
王子が驚くとゴンドウさんからの短い返事が返ってくる。ゴンドウさんは商談の邪魔にならないように影にまた、隠れていた。
「それで、メニューの開発ですが、試食会にはいらっしゃいますか?」
「ええ。その方がいいでしょう。」
(議事録だから身内の話は出しませんね……。)
サナダさんは王子様の妹さんたちがどうなっていたかも気になってはいたが、本当に行方が気になっていただけだから、議事録だと記録に残ってしまうため、突っ込まない事にした。妹も連れてきていいですか、と聞かないんだなと思い。
「試食会の事でまた、お話があったらその時にご連絡ください。」
「いいですよ、いい報告もやれそうですからね。」
「……。」
ぼかして話したのだが、王子の方から返答が来る。しかもいい報告のようだ。
(本当に、限界王子だったときとは別人のようですね。)
サナダさんは王子の商談時の契約での振る舞いに圧倒されかけていた。正確にはサナダさんも呑まれることはなかったが、限界王子とのギャップに驚きを隠せなかった。
「規模は大きくしすぎないで、お客様が手に取りやすい範囲で行いたいと思います。」
「ええ。王室御用達の物は用意しますが、それ以外でも知って貰いたいことがあれば。
そういうのも、味わって頂きたいですし……。」
・・・・・・。
「今回は、この位でしょうか。」
「そうですね。後はコチラで準備もします。」
商談がある程度、まとまったところで切り上げる事にした二人。
「ええ。今のうちにお渡し可能な物が決まっていたら、名前だけでも教えてください。」
「それも後でまとめてお送りしますね。では、下がっていいですよ。」
「はい。」
議事録を取るための従者が退室した。
「ふふふ、ふふふふ……。」
と同時に王子がプルプルし始めた。
「やりました! やりましたよサナダさん!」
「はいはい。」
会議が終わって従者が去るや否や、王子が飛びつかんばかりに喜んでいた。
「やはり冒険者の体力は違う! 簡単には疲れない!
吟遊詩人だから神話や逸話を歌にして歌ってくれるのですが。
それが子どもたちが大喜び! 話も学べるしあいつらの体力が尽きるまで歌わせてくれます!
歌が上手でも下手でもけなさない! とにかく乗せて歌わせます!
昼寝が終わったところで家庭教師の芸術家の先生にお願いするんですが。
やはり芸術家は読み書き算数だけでなく、お絵かきも許してくれます!
それとお絵かきの教え方までうまい!!! 本当に子ども受けがいい!
体力と人柄とお遊戯スキルで選んで大正解でした! アホみたいに遊ばせてくれる!
子供には子供の扱い方があるのです!」
「よかったですねぇ……。」
「ああ。ちょっと祝杯でもしたい気分ですね。何か美味しいものでもあります?」
「うちの国のになってしまいますが、チーズ盛り合わせなら。」
「ええ。今日は語らいたい気分です!」
王子は初めて子供を保育園か幼稚園に送り届けられた仕事のある親のようになっている。限界育児を他の人に任せられそうだと、ようやく乗り越えられそうだからか熱弁がいつもの倍だった。
「そう言えば、僕もあなたにお伝えしたいことがあったんです。」
「はい、何でしょう。」
「あなたとこうして、お会いして、商談を取り付けたり、お仕事を続けられている内に。
今までずっと、他にも依頼をしながらカフェもする自分を認められなかったんですが。
やっと……今の仕事のままだから、自分たちにやれたんだって思えるようになれました。
変わろうとしなくて良かったんですね。
今のままでも自分に成せる事や得られる事はある。」
「あ……あっ。」
暗殺業からは足を洗ったが、妹たちの事件はささやかな(敷地内無断侵入、窃盗未遂)ものではあっても。ギルドに依頼できない仕事を請け負う裏家業からは抜け出せない事をうっすらとでも把握して、依頼を出して、モフモフ喫茶にもいい条件を出してくれている。そんな王子とのかかわりでサナダさんがどんどん丸くなっていく自分を受け入れられそうだと、相手に伝えられた瞬間。王子がまた、プルプルし始めた。
「いや本当……限界だったり、子育てが限界だったり、自分は誰かに助けを求めたかった。
そういう気持ちで依頼をしたんですが。間近で人の成長を見守れる事になるとは……!」
また王子がテーブルに突っ伏した。
「そうですね、お互い限界だったのかもしれませんね……。」
「サナダさんもでしたか……。」
「はい。マスエさん(ウエイトレス)に何度も励まされていたんですが。
今度は今まで応援してくれたマスエさんにも返せるようになれればなと。」
「ええ。私にそこまでおっしゃってくださるんですから。
そうしてあげられる方がいいですよ。」
サナダさんと王子様が男子会を開きながらマスエさんの話にもなってきた。
「我々、マスエさんに返していかないとですね。」
ゴンドウさんも男子会に加わった。
「何がいいでしょうねぇ。早い内がいいと思うんですが。」
「そうですね。私の国での保養の頃で返そうとは思わない方がいい。早くです。
いつの間にか手遅れになる場合がある。」
サナダさんの思案に、王子様も速攻を勧めてきた。
「穏やかに見える人は本人は穏やかとは言っていない。」
王子様は温厚な人の扱いに若くして教訓でもあるのだろうか。人間のいやなところにでも触れてしまったとか。
「ふふふ。でも、今までお世話になった人へのお返しですか……。
こういう事でも楽しくなってくるのが、僕の変化かもしれませんね。」
「我々、マスエさんに沢山引っ張って貰いましたからね。」
「プレゼントとあればすぐにご連絡ください。」
「ははは……王室御用達のプレゼントだと値が張りそうですね。」
男子会はいつものように盛り上がっていった。
「はい。すぐにいらしてくれて嬉しいです。」
フェアの期間がある程度過ぎた頃。まだフェアは終わっていなかったが、予約や仕入れのための発注もあるから、閉店後に連絡を入れたいと、隣国からの依頼人を通じて王子に来て貰ったサナダさんだったが……今回は議事録を記録するための従者も来ている。
「私の国の商談だったら、御用とあれば飛んでいきます。それで、どこまで固める予定ですか?」
「一通りですねぇ。纏まらなかったら、またいらして貰おうかと。」
「ひとまずそちらの要望をこちらにお伝え下さい。」
「はい。フェアが終わった後、実際に僕たちも見てみたいと思っているんですが。
それと、次のフェアで夏向けのトロピカルな果物も見てみたいですね。
温泉地の美味しい料理や食材もあったら参考にしたいです。
そのまま作る以外でも、材料を仕入れて新メニューを開発したり。
アレンジしたりするのもお許しください。」
「大丈夫ですよ。まずは旅行と、夏向けの果物と、旅行先の美味しいものですね。」
「……。」
サナダさんたちが会話をする脇で隣国の王子が連れてきた従者が記録を取っていた。
「ええと、アレンジと言っても、そのまま出して欲しい料理などあったら。
前もって言って頂ければこちらも善処します。」
「そうですねぇ。こだわりが強すぎるとお願いするかもしれません。」
サナダさんと王子の商談は、実にスムーズだった。お互いに商談は慣れているからか和やかだが、それでも齟齬が終わったら生じるのが商談である。議事録は必須だった。
「この分まで書きました。続けて大丈夫です。
終わったらそちらでもご確認よろしくお願いします。」
「はい。コチラもゴンドウさんにも記録を取って貰っていますから、ご確認ください。」
「いらっしゃったんですか。」
「はい。ダブルチェックの方がいいでしょう。」
王子が驚くとゴンドウさんからの短い返事が返ってくる。ゴンドウさんは商談の邪魔にならないように影にまた、隠れていた。
「それで、メニューの開発ですが、試食会にはいらっしゃいますか?」
「ええ。その方がいいでしょう。」
(議事録だから身内の話は出しませんね……。)
サナダさんは王子様の妹さんたちがどうなっていたかも気になってはいたが、本当に行方が気になっていただけだから、議事録だと記録に残ってしまうため、突っ込まない事にした。妹も連れてきていいですか、と聞かないんだなと思い。
「試食会の事でまた、お話があったらその時にご連絡ください。」
「いいですよ、いい報告もやれそうですからね。」
「……。」
ぼかして話したのだが、王子の方から返答が来る。しかもいい報告のようだ。
(本当に、限界王子だったときとは別人のようですね。)
サナダさんは王子の商談時の契約での振る舞いに圧倒されかけていた。正確にはサナダさんも呑まれることはなかったが、限界王子とのギャップに驚きを隠せなかった。
「規模は大きくしすぎないで、お客様が手に取りやすい範囲で行いたいと思います。」
「ええ。王室御用達の物は用意しますが、それ以外でも知って貰いたいことがあれば。
そういうのも、味わって頂きたいですし……。」
・・・・・・。
「今回は、この位でしょうか。」
「そうですね。後はコチラで準備もします。」
商談がある程度、まとまったところで切り上げる事にした二人。
「ええ。今のうちにお渡し可能な物が決まっていたら、名前だけでも教えてください。」
「それも後でまとめてお送りしますね。では、下がっていいですよ。」
「はい。」
議事録を取るための従者が退室した。
「ふふふ、ふふふふ……。」
と同時に王子がプルプルし始めた。
「やりました! やりましたよサナダさん!」
「はいはい。」
会議が終わって従者が去るや否や、王子が飛びつかんばかりに喜んでいた。
「やはり冒険者の体力は違う! 簡単には疲れない!
吟遊詩人だから神話や逸話を歌にして歌ってくれるのですが。
それが子どもたちが大喜び! 話も学べるしあいつらの体力が尽きるまで歌わせてくれます!
歌が上手でも下手でもけなさない! とにかく乗せて歌わせます!
昼寝が終わったところで家庭教師の芸術家の先生にお願いするんですが。
やはり芸術家は読み書き算数だけでなく、お絵かきも許してくれます!
それとお絵かきの教え方までうまい!!! 本当に子ども受けがいい!
体力と人柄とお遊戯スキルで選んで大正解でした! アホみたいに遊ばせてくれる!
子供には子供の扱い方があるのです!」
「よかったですねぇ……。」
「ああ。ちょっと祝杯でもしたい気分ですね。何か美味しいものでもあります?」
「うちの国のになってしまいますが、チーズ盛り合わせなら。」
「ええ。今日は語らいたい気分です!」
王子は初めて子供を保育園か幼稚園に送り届けられた仕事のある親のようになっている。限界育児を他の人に任せられそうだと、ようやく乗り越えられそうだからか熱弁がいつもの倍だった。
「そう言えば、僕もあなたにお伝えしたいことがあったんです。」
「はい、何でしょう。」
「あなたとこうして、お会いして、商談を取り付けたり、お仕事を続けられている内に。
今までずっと、他にも依頼をしながらカフェもする自分を認められなかったんですが。
やっと……今の仕事のままだから、自分たちにやれたんだって思えるようになれました。
変わろうとしなくて良かったんですね。
今のままでも自分に成せる事や得られる事はある。」
「あ……あっ。」
暗殺業からは足を洗ったが、妹たちの事件はささやかな(敷地内無断侵入、窃盗未遂)ものではあっても。ギルドに依頼できない仕事を請け負う裏家業からは抜け出せない事をうっすらとでも把握して、依頼を出して、モフモフ喫茶にもいい条件を出してくれている。そんな王子とのかかわりでサナダさんがどんどん丸くなっていく自分を受け入れられそうだと、相手に伝えられた瞬間。王子がまた、プルプルし始めた。
「いや本当……限界だったり、子育てが限界だったり、自分は誰かに助けを求めたかった。
そういう気持ちで依頼をしたんですが。間近で人の成長を見守れる事になるとは……!」
また王子がテーブルに突っ伏した。
「そうですね、お互い限界だったのかもしれませんね……。」
「サナダさんもでしたか……。」
「はい。マスエさん(ウエイトレス)に何度も励まされていたんですが。
今度は今まで応援してくれたマスエさんにも返せるようになれればなと。」
「ええ。私にそこまでおっしゃってくださるんですから。
そうしてあげられる方がいいですよ。」
サナダさんと王子様が男子会を開きながらマスエさんの話にもなってきた。
「我々、マスエさんに返していかないとですね。」
ゴンドウさんも男子会に加わった。
「何がいいでしょうねぇ。早い内がいいと思うんですが。」
「そうですね。私の国での保養の頃で返そうとは思わない方がいい。早くです。
いつの間にか手遅れになる場合がある。」
サナダさんの思案に、王子様も速攻を勧めてきた。
「穏やかに見える人は本人は穏やかとは言っていない。」
王子様は温厚な人の扱いに若くして教訓でもあるのだろうか。人間のいやなところにでも触れてしまったとか。
「ふふふ。でも、今までお世話になった人へのお返しですか……。
こういう事でも楽しくなってくるのが、僕の変化かもしれませんね。」
「我々、マスエさんに沢山引っ張って貰いましたからね。」
「プレゼントとあればすぐにご連絡ください。」
「ははは……王室御用達のプレゼントだと値が張りそうですね。」
男子会はいつものように盛り上がっていった。
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