30 / 33
桜の散る頃に、後日談ミニ小説と設定
町並みが輝く頃に2
しおりを挟む
「ヨーロッパじゃクリスマスにクッキーを焼いて食べてクリスマスを待つんだって。」
「何て美味しそうな!」
「俺達も、お菓子の家かクリスマスタワー、ビスケットで作ってみようか。」
「……。」
「ホノカちゃん?」
「はっ、すみません。一瞬、気が遠くなりそうに。」
「はは。」
「作り方はネットで調べれば見つかるしホノカちゃんが好きなのを選んで。」
タブレット端末をホノカちゃんに見せる。
「ええと。甘くてザクザクして、甘い匂いのする物が。」
「それだと変わり種じゃないクッキーかな。」
「変わり種のもあるんですか?」
「拘り出すとね。」
「バターを使わなかったり、逆にバターたっぷりでホロホロ(ホロホロ)だったり、口に入れるとサラサラ(サラサラ)するのとか。」
ホノカちゃんが俺が言う度に復唱している。
「茂樹さん。全部、作るのは無理そうですか。」
「ん~。レシピを保存して年がら年中、作ろうか。
その前に俺達にクッキーやビスケットを作れる技術があるかどうかが問題だけど。」
家庭科の授業でしか作った記憶がない。
「覚えましょう、茂樹さん。」
「やる気だねホノカちゃん。」
「何て美味しそうな!」
「俺達も、お菓子の家かクリスマスタワー、ビスケットで作ってみようか。」
「……。」
「ホノカちゃん?」
「はっ、すみません。一瞬、気が遠くなりそうに。」
「はは。」
「作り方はネットで調べれば見つかるしホノカちゃんが好きなのを選んで。」
タブレット端末をホノカちゃんに見せる。
「ええと。甘くてザクザクして、甘い匂いのする物が。」
「それだと変わり種じゃないクッキーかな。」
「変わり種のもあるんですか?」
「拘り出すとね。」
「バターを使わなかったり、逆にバターたっぷりでホロホロ(ホロホロ)だったり、口に入れるとサラサラ(サラサラ)するのとか。」
ホノカちゃんが俺が言う度に復唱している。
「茂樹さん。全部、作るのは無理そうですか。」
「ん~。レシピを保存して年がら年中、作ろうか。
その前に俺達にクッキーやビスケットを作れる技術があるかどうかが問題だけど。」
家庭科の授業でしか作った記憶がない。
「覚えましょう、茂樹さん。」
「やる気だねホノカちゃん。」
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

声劇・シチュボ台本たち
ぐーすか
大衆娯楽
フリー台本たちです。
声劇、ボイスドラマ、シチュエーションボイス、朗読などにご使用ください。
使用許可不要です。(配信、商用、収益化などの際は 作者表記:ぐーすか を添えてください。できれば一報いただけると助かります)
自作発言・過度な改変は許可していません。


体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる