ポインセチアの咲く頃に

白石華

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ポインセチアの咲く頃に後編

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「あ……うあっ。」

粘膜に直接くるまれ沈み込むようで。俺から妙な声が出た。

「んふ……、ふっ。んっ。るる……っ。」

「えっ、ええっ。く、口……なのっ?」

「ふあい。らっれ、ひょふしれふし。」

「う、あっ、ああっ。」

(う、嘘……俺のを口で……?)

何事かモゴモゴと口を動かしていたが俺には聞いている余裕がない。
それもそのはず。俺には女性と口で行為をするという経験はしたことがなかったからだ。
知識では知っていたが、それは俺とは縁のない話だと思っていた。
まさかそういう事態になるなんて予想しておらず。頭が混乱している。

「あ……。」

「んっ。んん……んむむっ。」

布団を捲ると、口いっぱいに広げて俺のものを愛撫しているミズキの顔が見える。

(うわ……っ。本当に、口でしてる……。)

顎を下げられるだけ下げ、開いた口は愛撫するために唇を窄めて。
鼻で息をするため膨らみかけているが、醜いとは思わなかった。
崩れた表情になってでも俺のものを口で愛撫するサマに感動すら覚えてしまう。
こういうときには感心か?まあいいいや。
とにかくミズキの表情は俺の中でグッと来るものがあった。

「ミズキ、汚くないの?」

「んーんっ。」

「ううっ。」

首で横に振るのも刺激になってしまう。

「んっ……。」

俺の方を見上げ、身体を移動しようとする。

「体勢、変える……の?」

「んっ。」

ミズキはコクリと頷いた。

・・・・・・。

俺は脚を伸ばして広げて座り、その間にミズキが入る。
寒いからか布団を被ったままミズキが首だけを出し、俺のものを口に含んでいた。

「んふ……んっ、んっ、んっ。」

ミズキは唇で締めて喉奥で咥えたまま、吸い込む動きをし続けている。

「んん……っ、んんっ、んっ。ちゅるんっ、はあっ、んん……ぷっ。」

息継ぎを交え、ホンの少し休んだだけでまた呑み込む。
妖精さんにも呼吸って必要なんだと変なところで気になったが、
再び口に咥えられればそれもまた忘れてしまう。

「んん……あっ。」

「はは……。」

俺のものがムクムクと大きくなったのをミズキにも知られてしまった。

「ん……ふっ。」

「えっ。」

大きくなったところで口を抜かれてしまい、俺から再び変な声が出る。
落胆混じりの……というか、何でこんなにゲンキンなんだ俺。
口でえっちして貰ってアッサリすぎるだろ。

「ふふ。正さんもいつの間にかその気になってたみたいですね。」

「う……。」

嬉しそうになったミズキにぐうの音も出ない。

「大丈夫ですよ。ここで止めたりしません。正さんの大きくなったのが見たかったんです。」

「え。」

しかしミズキの言うことは躊躇しないどころか、
俺の混乱を完全に忘れさせるぶっ飛んだ言葉であった。

「これが、正さんの。私の唾液でベトベトになって。」

先端に鼻先まで顔を近づけて俺のものを見下ろしている。
手持ち無沙汰なのか幹に指で輪を作り、扱いていた。

「え、ちょ、ちょっと。そんなにジロジロ見られると。あふっ!?」

「んん……むっ。わらひか、おおひくひら……まはふぁんの。じゅるるっ。」

口で先端だけを咥え、喋りながら舐め回す動きを加えられてきた。

「うっ……く、はあっ、うあ……っ。」

「ぷっ。はむ、んん……こっひも。えるっ、る……っ。むっ。」

口を離すと今度は脇から唇だけ咥え、竿を唇で扱いていく。

「うう、う……っ。」

動く度にミズキの乳房が重そうにプルプル揺れる。
頂きと乳輪は……ポインセチアの色なのか赤みが強い。

「じゅるっ……じゅるるぅ……っ。おつゆ、れへきら……はぷっ。」

「んんっ?」

再び先端を咥えられ、尿道口を思いっきり吸い上げられた。
我慢汁が出ていたせいか、中まで吸い取られ、ぞりぞりと削られるようで。

「あ、あああ……うああっ。」

「じゅるる……っ。んん……んっ。美味しいですよ、正さんのおつゆ。」

口を離して俺を見上げ、ちろりと舌なめずりをして告げる。

「え……っ?」

「正さんも、嬉しそう。」

「へっ?」

顔をマジマジと見られていたのだろうか。思わず言葉に詰まる。

「なら大丈夫ですね。はぷっ。んー、んっ。」

ミズキが顎を大きく下げて開き、舌と唇を俺のものに被せ、一息に呑み込んだ。

「んぶっ。んん……んんんっ。んぐっ、んっ。」

「ああ……あっ?うっ、うぐ、ぐぐっ。う……っ。」

唇で締めて固定すると何度も吸い上げてくる。

「んじゅっ、じゅるる……っ。」

頭を揺らし、唾液を絡めながら俺のものをしゃぶる動きも加えてきた。

「はあっ、はあっ、は……っ。」

「じゅぶっ、じゅぶちゅっ、んじゅっ、じゅるる……るるっ。」

俺の息が上がってきたのを感じたのかミズキの行為が勢いを増す。

「だ、駄目だよミズキ……もう、出るからっ。離し……。」

ミズキの頭を持ち顔を上げさせようとするが。

「んーんっ。んむっ。」

「うあっ。」

頭を左右に振り、奥へ押し込む動作をする。

「れるんれふね、まはふあん。」

何事か言って俺のものを舐め回しているが多分これは俺のが出そうなことの確認だろう。

「あ、ああ……うん。出るから。ううっ。」

「らいりょうふ。れは。じゅるっ、んふっ。じゅるるるっ、んっ。じゅるるっ。」

呟くと。口を窄ませて鼻で息継ぎを交え。何度も何度も俺のものを吸ってきた。

「ぐっ、ぎっ。あ、あああっ?」

俺のものごと、吸い込まれるようなバキュームで抵抗虚しく。

ビュクッ、ブリュリュリュッ。

勢いよくミズキの咥内に放出してしまう。

「あ、ああ……ぁ。」

吸われ方は突然で、叫び方も変だったせいか、脱力感が半端無い。

「んぐっ。んっ、んん……っ。」

ミズキは呑みにくいのか喉を大きく動かして俺が出したのを胃に収めようとしている。

「本当に、食事なんだね。俺の、それ。」

「んっ。ぷあっ、だから食事だと言ったじゃないですか。」

口を離して俺に返事するが。まだ咥内が白濁液に塗れていた。

「うう……。」

生々しい事後に頭がやられてしまいそうだ。

「んっ。どうやら、大分、我慢されていたようですね。喉がヒリヒリします。」

「ああ……うん。」

ミズキの感想に生返事しか出ない。ここ数日、自分で処理していなかったのは本当で。

「でも、これで終わりにはしませんよ。あーん。」

「えっ、えええっ。」

ミズキが口を開けて今度は俺の袋を口に咥えた。

「ここも……ひっかり、ほくひれおかふあひと。んっ、んっ。」

片方は口に含んでモグモグと吸いながら口を動かし、
もう片方は手でコロコロと優しく揉みほぐしている。

「あっ、あっ。」

「反対も。ちゅーっ、ちゅっ、ちゅっ。んっ、んんっ。」

「はあっ、あ、くっ。」

吐精の後の袋マッサージで背筋がぞくりとする。

「あ……。」

先から白い水滴みたいなのが膨らんでくると。

「頂きます。あー。」

舌を広げて下を向いたままの俺のものから垂れる樹液を舌先で受け取ると。

「んっ。ちゅうっ、ちゅうちゅうっ。」

先端だけを口に含み、何度も何度も吸ってくる。

「はあっ、うう……うっ。」

その度に尿道口が内側から吸われ、抜き取られるのを俺は感じていた。

「ちゅぷっ。ご馳走様でした。」

完全に出なくなったところで口を離し、ミズキに礼を言われる。

「あはは。お粗末様でした。」

本当に食事感覚で。異文化に触れた俺は、只、圧倒された返事しかできなかった。

「ん……でも。もっと出して貰いたいんです。私。」

ミズキが身を乗り出してくる。自然と胸もポヨンと震え、前に出てきて。

「う。」

目がそこに吸い寄せられてしまう。何度も見た。見るだけだった、ミズキのそこ。

「ここからが本番ですよ。」

ニヤリと愉しげに目を細めると口の両端を釣り上げ、俺のものを乳房で挟んできた。

「ああ……はっ。正さん……早く大きくなってくださいね。」

「くうう……うっ。」

やっとダイレクトに触れることができたミズキの乳房は、
最初に触れた部分が俺のイチモツだった。

(フェラチオだけじゃなく、パイズリまで……。)

俺はパイズリも未経験だった。

(俺、女の人から主体的に愛撫された経験って大して無いからな……。)

(いいや、こんなにされたことは正直、無い。格好悪いけど。)

(えっちするのも本当に、久しぶりで。)

(うう……ヤバい。また大きくなってきた。)

暫く振りの女性の身体の感触は、俺を麻痺させるのに充分だった。
理性が深く沈み込み、代わりに探求心がムクムクと首をもたげてくる。

「んっ、んっ。あ……っ。おっぱいの中で、おちんちん……っ。どんどん濡れてる。」

「はあっ。だって……目の前で、そんな風にされたら……っっ。」

亀頭を乳房のスベスベした柔らかい肉で挟まれ、
揉み込まれている内に俺のものから我慢汁が垂れてきているらしい。
さっきから乳房の形が左右交互にひしゃげていき、先端だって一緒に動く。
性的刺激は弱いものでも、女の子にそうされれば反応してしまう。

「おちんちん、動かしてもいいですよ。」

「え。」

「そうした方が出しやすくなるじゃないですか。私……正さんの、もっと欲しいんです。」

「うう……。」

えっちになるとミズキの喋り方はやけに口数が多くなり、俺を煽るようで。
俺をその気にさせるのも上手い。慣れているってことなんだろう。
えっちをするのに気安い感じで。

「それじゃあ。」

するのが初めての相手でも、遠慮しなくていいから盛り上がってしまう。

(ミズキだって抵抗を持ってないし厭がってない。だったら。)

躊躇する必要がない俺は腰を突き上げていく。

「んっ、んっ、あ……っ。」

ミズキの乳房に挟まれた状態で俺のものは暴れ回る。
乳房から出ないようにミズキが押さえ、その度に乳房が刺激されるのか。

(ミズキって、こんな声、上げるんだ……。)

普段の落ち着いた、ゆったりした声とはまた違う媚態を感じる甘い声を上げていた。

「いいよっ。ミズキのおっぱい……っ。ムニムニして柔らかい。
 そこにっ、俺のが……っ。入って、るん、だっ。」

ミズキの様子を見ている内に高まってきていた俺は完全に乗ってしまった。

「あふっ。んん……そう。私のおっぱいで、挟みます、からっ。もっと……動いて。」

「分かった、よっ。」

ズクッ、ズクッ、ズクッ。

「あっ、んん……っ。はあっ。おっぱい、熱い……。熱いのっ。」

ミズキに言われるがままに果てるまで腰を動かし続けていた。
亀頭が谷間から首を出しては引っ込み、ミズキの乳房を俺のもので擦っていく様子を
目の当たりにしていく。

「んっ、ぐ、はあっ。うぐ……っ。出る、出そう。ミズキっ。」

「そうですか。では。あーんっ。」

吐精が間近なことを告げると、煽るようだったミズキの口調が普段のに戻る。
そして大きく口を開けると。

「えっ。」

顔を突いてしまいそうだったため、思わず腰を止める。

「止めてくれましたね。ありがとうございます。んむっ。」

俺の方を見て、それだけ言うと先端だけを口に含む。

「ちゅうっ、くちゅるっ。」

「うあっ。」

柔らかな口の粘膜に包まれる。さっきのバキュームではなくても、
その刺激だけで俺に吐精衝動が走った。

ビュク、ビュク、ビュククッ。

「んっ、んん……っ。ぐんんっ。んっ、ん……っ。」

まだ勢いが止まない俺の吐精を口で受け止めていく。

「んん……っ。はあっ。はふ……っ。」

出し終えたとき、息を止めて受け続けていたのだろうか。
悩ましい息をほう……っと吐いて俺のものを口から離した。
だらりと萎えていた俺のものはまだ乳房に挟み込まれている。

「正さん、ご馳走様でした。美味しかったですよ。」

「はは……。そうなんだ。」

「でも、これで終わりじゃないですよね。」

「う……うん。」

その先の行為に期待した返事が出てしまう。

「お口、おっぱいと来たら今度は。」

「俺、ミズキと……したい。」

「はい♪」

口を緩ませ、ニコリと笑うと嬉しそうに頷くミズキ。
表情から、どうしてか目を瞑った猫を連想してしまう。
会ったばかりの頃は淡白にも見えたけど。こういう表情もするんだなと見入ってしまった。
えっちのときになってからそう感じるのも変な話だと思いつつ。

「セックスのリクエストなんてあります?体位とか、私からとか、正さんからとか。」

「えーっと。」

(他に、まだ見てないミズキの部分は……。)

俺の中でミズキへの探求心が湧いて出ていたのはまだ収まらなかった。
セックスできると聞いてもうスッカリその気になっている俺。

「どうぞお好きに決めて下さい。」

「俺で、後ろからなんてどう?」

「いいですよ。正さん、ちょっとベッドから下りて貰っていいですか?」

「うん。」

俺のは独り暮らし用で狭いシングルベッドである。
体勢を整えるのにはその方が危なくないだろう。

「いいですよ。」

ミズキは四つんばいになると俺を呼んだ。

「分かった。……ん。」

再びベッドに上がると。グラマーな体格とは外見から知っていたけど。
お尻や太腿も出るところは出てて、引っ込むところは引っ込んでいる
メリハリの効いたしなやかな肢体だった。

「……う、う。」

そしてプリンと張ったお尻を向けていて、そこから見えるミズキの……大事なところ。

「お尻の穴も、あるんだ。」

そこは花弁と、その上にある菊の窄まりまで人間そっくりに出来ていた。

「ありますよ、今は人間に化けて実体化していますから。」

「人間以外にも化けられるんだ。」

「はい。人間の姿のままで、こんなことだって。」

「わ。」

肩胛骨の辺りの両脇からバサッといきなり鳥が持っているような羽が生える。

「わ。わー。」

「皮膚の色も変えられますが人前では驚かれるためしません。仕舞っていいですか。」

「だよね。いいよ。」

「はい。」

俺の目の前で光が霧散する。

「ふう……。」

簡単にスウッと消えたから呑み込んだ息を吐いてしまった。

「正さん。さあどうぞ。」

「そ、そうだね。」

目線と意識をミズキのお尻へ戻す。というのも性的だな。

クチュン……。

「あ……うっ。」

花弁に指で触れてみると、ミズキの中は潤っていて温かい。

「あっ、ああ……あっ。」

花口の方にも触れ、鳥羽口を押してみるとスルスルと入っていく。
広がり具合もスムーズだし、大丈夫なようだ。
俺の方にも股間に血流が増していく。

「入れる、よっ。」

「はい……うんんっ。」

入り口に宛がい、ぐいと腰に力を入れる。
先端で押し広げていくのに若干の狭さを感じたが、
それが通った後は俺の竿を締めるのに良いサイズ、
とまでは分からないが摩擦抵抗が程よい具合だった。

「あ……ふはっ。ミズキの中……温かい。」

「ん……あっ。正さん……どんどん私の中に入ってきてます。……ん……うっ。ああっ。」

奥まで入り、突いたところでミズキが背筋を反らし、上の窄まりもキュッと締まる。

「行く、よっ。」

「はいっ。あっ、うああっ、あううっ、んんっ。」

パンッ、パンッ、パンッ、パンッ。

硬い肉とボリュームのある肉とがぶつかる音を立てていく。

「あっ、あっあっあっ、あああんっ、あうんっ。」

「ミズキ、えっちのときって結構、喋るんだね。」

「あっ、ああーっ、ああっ。それはっ、正さん、だってっ。」

「うん……ミズキが喋ってくれて、えっちにも乗り気だからかな。つられちゃって。」

「そうですか……愉しんで頂けるのは嬉しいですっ、私も、それなら……っ。」

ミズキが俺の動きに合わせて腰を揺らし、お尻を当ててくる。

「あっぅ。ううっ。はあっ。ミズキっ。」

「はいっ。あっ、ああっ、んんーっ、ああっ。」

腰を掴んで俺に丁度良い動きに変えるとミズキもそれに合わせてくる。
首が跳ね、髪の毛が浮いて広がっていくのが見える。

(ミズキの匂いは……蜜の香りなんだ。)

背中には汗が浮き、花の蜜の甘い香りが広がっていく。
暫く振りの女性……それも妖精との行為は蠱惑に満ちていた。

(はあ……やっぱり女の人の身体って良いな。)

柔らかくて温かな肢体と深くまで包んでくれる粘膜。

(妖精さんだから人じゃないか。)

(何でも良いや……気持ちいいし。)

意識も没入したところで。後は吐精衝動が沸き上がるまでその動きを続けるのみだが。

(俺も……ミズキを。)

ミズキをもっと攻めたくなってくる。
秘裂には俺のものが深く突き刺さってもまだ空いている箇所。

「あっあっあっ。ああーっ、ああっ。んうっ。ああっ、はあっ。はあっ。」

「ミズキ、もっ。」

結合部に手を這わせ。肉芽に触れると指先でクリクリと転がしていく。

「きゃううっ。うはっ。んん……あっ。あああんっ。」

セックスを愉しむために動きを見せていたミズキの身体が強張り、腰が痙攣を始める。

「うう……ぐっ。あ……っ。」

結合部にもそれは伝わり、加減を知らない締まりがやってきて。
ミズキを果てさせられた達成感を感じながら中に放つ。

ビュッ、ビュッ、ビュウウ……ッ。

「ああ……お腹、入ってる。こんなに……っ。」

ミズキは俺の吐精を感じながら恍惚とした声でそう言った。

「う、は……っ。」

締まり方が摂取するためなのだろうか。花壁が扱くように波打ち、蠕動していた。

「はあ……っ。次はどうします?お好きに決めて良いですよ。」

「まだ……していいんだ。」

「はい。正さんが出なくなるまで。私は頂けるなら何度でも欲しいです。」

独り身だった期間は長く、正直なところ、セックスには飢えていた。
俺の好きにさせて貰って良いのは嬉しい。本人(人?)もそう望んでいるなら。

「ん……ならもっと、しようか。」

「はいっ。」

ミズキの嬉しそうな顔を見ていたら。
欲に火が付いた猿みたいにするのも良いかもなと俺は思う。

「さっきはおっぱい、触れなかったし、今度はそうしたい。」

「前ですか?」

ミズキが起き上がり、体勢を直そうとするが。

「そうじゃなくて、こう。」

「あ……っ。結構、強引なんですね。」

後ろから乳房を掴んだまま、起き上がらせると後ろから抱き留める。

「厭だった?」

「いいえ。……あっ。」

首筋に鼻を埋めると匂いを嗅ぐ。ポインセチアからなのか蜜の匂いがした。

「毒は……持ってないから舐めても大丈夫ですよ。」

「毒っ?」

思わず顔を離す。

「はい。ポインセチアには人間にとっての毒がありますが、危ないから仕込んでません。」

「あ、ああ……うん。それはホッとした。」

妖精さんに危害を加えようとすると、そういう目に遭うのかな、と一瞬不安になる。

「ん。萎えちゃ駄目です。」

振り向き、俺の方を見ると頬を撫でてきた。

「大きくなって、正さん。」

何を考えているか分からない表情にも取れた、ミズキの猫を思わせる表情は、
えっちのときになると誘うような媚態を見せていた。

「う、うん……なる。」

俺はあっという間にその気になる。勿論、下半身にも……。

「あっ♪」

「しようか、ミズキ。」

「はい……んっ。」

ミズキの乳房を下側から掌で包み、親指と人差し指で頂きを捏ねる。
押し上げる動きであるが腰も揺すり始めた。

ジュクッ、ジュクッ、ジュクッ。

「あっ、ああ……んっ。んはっ、あうう……くふっ。」

小さく、短い音で。しかし常に奥を小突きながら同時に乳房も弄っていく。

「んくっ、うう……はああっ。」

息を吐くとミズキの背筋がブルリと震え。

「あ……んんっ。正さぁんっ。」

潤んだ表情と甘い声を出してこちらを見てくる。
激しくない行為でも確実に性感は高められているようだ。

「私……もっ。正さんっ。」

「うぐっ。」

俺の動きに合わせてミズキの花口が閉じては緩み、を繰り返す。

「うう……っ、んっ。ミズキ。はぷっ。」

「んっ、んん……あっ。かふっ。」

ミズキの顔に寄せ、耳朶を噛むとくすぐったそうな声を上げる。

「あっ、ああっ。正さんっ、正さんっ。」

「ちゅうっ、ちゅうっ。どこも甘いんだ。」

「だって花が蜜を持った植物の妖精です。」

「そうだね。」

甘い花の蜜の味を感じながらミズキの耳朶を舐めしゃぶっていた。

「んっ。はあっ。耳でも……中でもっ。私……ヌルヌル、すごいっ。んんあっ。きゃふっ。」

言葉通りミズキの中は蜜で溢れ、結合部だけでなく俺の袋まで濡らしていた。
激しい抜き差しをしなくても。ミズキの肢体を味わい、
感じる様子を眺めながらゆっくり進めていく行為に登り詰めていった。

「あっ、ああっ。んんあっ。んはっ。出そう……ですかっ?正さん……っ。」

俺の震え方に余裕がなくなったのを感じ取ったのかミズキが尋ねてくる。

「うん、出る……っ。出るよっ。俺……出るっ。」

「じゃあ。奥まで……深く、突いてっ。中に……出してくださいっ。」

「……っく、分かったっ。」

ミズキの言葉でゾクリと吐精衝動が這い上がる。

「ミズキのお願い通りにっ。」

「あああんっ。んはっ。あ……っ。」

深く突き込むとミズキが喉を反らし、頭を俺の肩に寄せてくる。

「ぐううっ。く……っ。」

ビュッ、ビュッ、ビュッ。

低い声で唸ると限界になった栓を開き、注げるだけ注ぎ込んでいく。

「ああ……はっ。はふ……っ。んん……はああ……っ。」

「ううっ、うっ。また……締まるっ。」

奥に押し込むと、先端がキュウッと吸い付かれて固定され、
花壁に竿が搾られていくのを感じる。

「ああ……んっ。いっぱい、いっぱい……っ。」

ミズキはその間、陶酔した声で俺のものを腹に収めていた。

「あの、正さん?」

落ち着くと、ミズキの方から俺に話し掛けてきた。

「何?」

「今度は私から、正さんを頂いていいですか?」

「いいよ。」

俺はスッカリ、ミズキとのえっちが気に入ってしまっていた。
次の行為に期待が膨らんでいる。

「折角、布団があるんです。」

「おっ。」

一旦、離れたミズキが俺の方を向いて上に乗ると、布団を捲って自分の背中に掛け、
ソロソロと身体を寄せてくる。

「ほら、暖かい。」

「だね。ん……っ、はあっ、んっ。」

ミズキがお腹をずらして俺のものに触れ、手で上下に扱いていく。

「大きくなってください……あっ。」

「うん。なっちゃった。」

「では。あ……んっ。」

腰を浮かして俺のものを秘裂に宛がうと。

「おちんちん……一気にっ。」

「んあっ。」

勢いよく腰を落とされ、俺のものがゾリッと内側で擦られていく。

「あっあっあっ。んんんっ、んあっ、はああっ。ああ、あっあっあっ、あんんっ。」

そのまま何度も腰を浮かしては勢いよく落としていくのを続けていく。

「うあっ。ミズキ……速いっ。」

「正さんの……反応、がっ、いい。からっ。私……そうしたく。なってっ。」

「うっ、うんっ。気持ちいいことは良いんだけど。それだと……速くっ。終わっちゃう。」

「大丈夫ですよ……さっきはゆっくりしたじゃないですか。
 私……他にも、正さん、とっ。試して、みたい、んっ。ですっ。」

「ミズキがこんなに貪欲だとは思わなかった。」

「厭でした?」

「まさか。」

俺は本心からそう言った。

「良かったですっ。それじゃあっ。」

「おおっと。」

ミズキが犬みたいにじゃれついてくると俺の首に両手を回してきた。

(猫っぽいと思ってたけど……打ち解ければ犬っぽくなるのかな。)

(うん。何だって構わないや。ミズキとこうするの……気持ちいいし。)

(お礼にえっちしたいって言ってたな……。俺が悦んでると乗り気になるのかな。)

そう言えば犬は一度受けた恩は忘れないと言う。ミズキがえっちを誘ってきたのって、
肥料とか、えっちに頓着しないのとかもあるんだろうけど、そういう類の理由なんだろうか。

「ミズキ、えっちしてるの嬉しそうだね。」

「はいっ。正さんも嬉しそうじゃないですか。持ちかけた甲斐がありました。」

「お礼って言ってたけど。本当に恩返しがしたかったの?」

「そうですよ。最初からそう言ったじゃないですか。」

尋ねてみたらそのものズバリに的中した。

(……。それが一番の理由だったのか。分かりにくかった。)

ミズキの行為が突拍子もなさすぎて。でも。

「ミズキ。」

「んっ。」

それは厭な感情じゃない。頭にポンと手を乗せた。
ツヤツヤして、フサフサしたミズキの髪。先が跳ねてカールしているから癖があるのか、
巻いてないところの髪の毛も掻き分けるとボリュームのある質感がある。

「俺も動くからミズキも動いて。」

「はい。合わせます……ねっ。んっ。あっ。あっ。」

俺はすぐさまミズキの中を突いていく。もう俺の中には遠慮というタガが無くなり、
ミズキを堪能することしか頭になかった。

「奥の他には……ここはっ。どう?」

お尻を掴んで上げさせ、突く位置を変えながらミズキの様子を見る。

「んあっ。いいっ。そこも良いですっ。」

「そうか。それならもっとしないとね、っ。」

「ああんっ。私……もっ。正さんっ。」

「うっく。はあっ。」

「うぐっ。ああ……きゃふっ。正さんっ。あーっ。」

大きく反ると乳房をブルンと揺らし、ミズキが果てたようだ。

「もっとっ。ミズキっ。」

「あっあっあっ。うああっ。あふっ。んんんっ。んんーっ。」

ミズキは耐えるような表情で眉を寄せ、涙で滲んだ顔をしかめると口を引き結ぶ。
果てた先の表情はグズグズに崩れており、最早、何の感情を表しているのかも分からない。

「はっ、はあ……っ。あはああ……っ。ああっ。」

口を開くと、舌をダラリとさせ。
恍惚としていなければ苦しいようにも見えるところまで来ると。

「正さん、正さんっ。正さんもいってっ。」

花洞も花奥も、花壁も俺の形にぴたりと収まると。

「う、ぐあっ?」

収縮を始め、グググッと文字通り吸い上げてきた。

「う、うううっ。ああっ。」

ビュッ、ビュッビュッビュッ。ビュウウッ。

何の抵抗も出来ずに吐精してしまう。

「あ……あああ……はふっ。もっと、出して。お腹に……沢山……っ。」

収縮はまだ止まず、俺のものから出てくる樹液を残らず吸い取ろうとする。

「ぐ、ぐぐぐ……ううっ。」

その度に中が抜き取られていくのを感じていた。

「うっ、うう……うっ。はああっ。」

「は、ふっ。ん……、んんっ。ご馳走様でした。」

最後まで出し切るとミズキがうっとりした表情でこちらを見る。

「ミズキ?」

「何ですか。」

「俺が出したのって、どうなってる?」

「お腹に溜まったら、暫くすれば吸収して無くなりますよ。」

「ふーん。」

「あ、愉しそうに。どうされたんですか。」

「今度はさ、セックスするのを一旦、止めにして。愛撫に戻らない?そうしたら休もう。」

「いいですよ。どうしますか。」

「ミズキが俺の上に乗っかって。」

「はい。」

「そうしたら俺は……。」

・・・・・・。

「こうで良いですか?」

「オーケー。脚、もっと広げて貰って良い?それでこっちに落として。」

「失礼、します……。」

「うわ……っ。本当に無くなってるんだ。俺が出したの。」

言わなかったが匂いも感じなかった。

「そのための行為ですよ。」

「本当に、人間とは違うんだね。」

俺は目の前に広げられたミズキの大事なところを眺める。
ミズキが俺の上に乗り、俺はその逆向きで寝そべって。
そのまま局部への愛撫をする、シックスナインの体位になっていた。

(俺、こういうコトするの、エロ本かAVの世界だけだと思ってたよ……。)

俺はシックスナインも未経験だったのである。

「ん……蜜の匂いが濃い。」

ミズキの花弁から滴る蜜は、文字通り蜜の香りがしていた。

「正さんのも、いい匂いですよ。」

「え。」

男の局部って妖精さんにはそうなのだろうか。

「今すぐ食べたいぐらいです。ん……あむ。」

言うなり数回、扱いて俺のを口に含んだ。

「ちょっと待って。俺もするっ。」

先に出たら格好悪いじゃないか。急いで俺も愛撫を開始する。

「ん……むっ。むむっ。んっ、んっ。じゅぶっ、じゅぶ……。」

ミズキが口に含み、何度か吸うと。唾液をどんどん口に溜め、しゃぶってきた。

「うくっ。んん……俺は……こう。」

片手でお尻と太腿の丁度、境界を掴み。
親指で花弁を広げると中に指を入れ、ざらついた花壁の部分を力を入れずに往復する。

「あんんっ。あ……っ。はんっ。ん……んんっ。むっ、んんっ。」

ミズキがときどき口から離して喘いだり、口に含み直して感じながら愛撫を施していた。

(う……蜜の匂いがどんどん強まってくる。)

甘い香りは鼻腔だけでなく脳も刺激するのだろうか。頭がジンジンと痺れてくる。

(それに……目の前でどんどん解れてきて。)

愛撫を施す度に熟れた果実を思わせるように柔らかそうに形が崩れ、
蜜をどんどん分泌していった。

「んん……むっ。じゅるっ、じゅるるるっ。るるっ。じゅーっ。」

ミズキの口がきつく吸い上げる動きを増やしていく。

「うあっ。んん……俺だって。」

指先で壁を押し当て、何度も小刻みに擦るだけだったが。
力を込め、こそげ取るように押し撫でていく。

「んん、んんっ。じゅぶっ。はあっ。あ……くふっ。んん……むっ。」

更に奥に入れ、……コリッとした穴というか両側に僅かな襞のある窪みも見付ける。

(これって……子宮口?)

人間との行為が食事な妖精さんには不要なものかと思っていたが、
人間に化けていれば付くのだろう。深く考えずに指先で軽く撫でてみる。

「んんんっ。ふあ……ああーっ。」

ミズキが咥えてられずにすぐに離し、叫び声を上げる。

「大丈夫?」

「はい……。お腹……ズキズキします。」

声も陶然としているような。

「そうか。続けて平気?」

「大丈夫……です。」

「うん。」

子宮口への愛撫を再開した。

「あっ、……うう……うあっ、んんんっ、んーっ。」

ミズキは最初、叫ぶのみだったが。
先端だけを口に含み、手で扱く動きにして俺への愛撫を再開した。

「うっ……くっ。ぐうううっ。」

吸い込む動きに加減が無くなり、扱く手も搾り取るようで。

「ミズキっ。俺……いきそう、だからっ。このまま続けてっ。」

「んむっ。んっ、んっ、んっんっんっ。んんんっ。」

「う……あっ。くああっ。」

俺も指先に込める力を増していき、子宮口にクポっと嵌ると中をクリクリと回す愛撫をした。

「んんんっ、んんっ、んんんーっ。」

「うっ、あ、あああ……ぁ。」

ビュウッ、ビュッビュッビュッ。

「ふは……っ。あ、あ、うう……うっ。」

大きな脱力を感じながらミズキの咥内で果てていく。

「ん……っ。」

俺の愛撫が止まったからか、ミズキはなるべく奥まで俺のを咥えようとする。

「ちゅううっ、ちゅーっ。んっ、んっ。ちゅく、くちゅっ。」

吐精が収まっても吸う動きを止めず、舌を使って唾液でクチュクチュと絡め、
キャンディをしゃぶるような動作を続けていた。

「うう……。あっ、あっ。」

「ちゅぱっ。美味しかったですよ。」

「あ、ああ……うん。」

食事なんだろうけど。俺のものを懇切丁寧に愛撫して貰い。俺は不思議な気分になった。

「まーささんっ。」

「ん……。」

行為も終わって。ミズキが俺に向き合う形で重なって乗っかり。二人で布団に入っていた。

「よーしよし。」

「んっ♪」

「よしよし。」

俺はミズキの頭を撫でると気持ちよさそうに頭を俺に寄せ、口元を緩めていた。

(顔は猫っぽいと思ったのに、性格は犬っぽいんだな……。)

(猫っぽい犬だとすると狐かな?お稲荷さんで買ってきた植物に宿っていたし。)

「ま、ミズキはミズキだね。」

「はい?」

「こっちのこと。
 ああ、そうだ。ポインセチアに昨日、買ってきたビニール、保護した方が良い?
 日が出て、暖かい内にしないと。」

「お願いします。私もお手伝いします。」

「なるべくそうならないようにはするけど、ミズキって枯れちゃったらどうするの?」

「他の寄り代を探しにまた、この街を漂うことになります。」

「街から出ないんだ。」

「そういうわけでもないですが、今までここの地域に根付いていると、愛着があって。
 ここを出て、他の地域にいらっしゃる神様や妖精と上手くやっていけるか分かりません。」

「そっか、姿は消すけど、ここからいなくなる訳じゃないんだね。」

「そう……ですね。この街にはいます。」

「でもさ、何で今まで妖精さんがこの街にいて、騒ぎにならなかったんだろ。」

「宿っているだけで、姿を見せなかったんじゃないですか?
 もしくは人前で人間の姿に化けなかったとか。
 騒ぎになるのは妖精たちも分かってますし。後は……。」

「?」

「街に伝わる民間伝承とか、夢とか、魑魅魍魎などがそうなのかもしれません。」

「ああ……。」

不思議な話とか変な夢とか、お化けや妖怪とかそういうのか。誰もが一度は耳にするアレね。

「じゃあ、ミズキはどうして俺の目の前に姿を出したの?」

「ええと。」

ミズキが珍しく言い淀んでいる。

「どうしたの。」

「言っても、笑いませんか。」

「だーいじょうぶだって。」

「クリスマスの……賑やかな雰囲気が、どうしても気になってしまって。
 我慢できなくなって……。」

言うと、黙りこくってしまう。

「それだけ?」

「それだけって言わないでください。クッキーを下さったのは正さんじゃないですか。」

余程、言いにくかったことだったのか早口で喋ってくるミズキ。

「どうどう。いや、そうじゃなくて。妖精さんに会ったのが初めてだったからさ。
 どういう理由で姿を見せるのかなって気になって。」

「実体化したのも……クッキーを頂いたからで、お礼もキチンと言わなければと。
 それもあったのですが。クリスマスを少しだけでも楽しみたかったんです。
 そうしたら……正さんが。」

「俺がクリスマスを二人で楽しもうって誘ったわけだね。」

「はい。」

俺は、暴れる弟に怯えて岩戸に篭もっていた日本神話の女神様を思い出した。
確か女神様も宴会の様子が気になっていてヒョッコリ顔を出したってあったな。

「もう嬉しくて嬉しくて。」

妖精さんもそうなんだろうか。

「……。」

俺は日本の妖精のユルさにカルチャーショックを受ける。

「正さんにお礼をしなければと思って。」

ミズキの説明を聞きながら俺は深く思う。
恩義に感じるほどの原動力はそんなにあったのか。……本当に分かりにくかったな。

「そんなに気になっていたなら、言ってくれれば良かったのに。会ったばかりだから
 気が付かなかった。」

「見ず知らずの方に言えるわけ無いじゃないですか。」

「……そうだったんだ。クリスマスは毎年あるからね。それなら。」

「はい?」

「今のポインセチアが枯れても、
 神社の仲見世通りに売られているポインセチアに宿っていたら、
 そのときはまた、俺、買いに行くよ。」

「誘ってくださるんですか?クリスマスを。」

「あー、うん。独り身だったらね。ポインセチアが売られてなくても、他の植物で。」

「独り身じゃなかったときには姿は見せません。
 クリスマスにそんなことをしたら修羅場じゃないですか。」

「そういうのって分かるんだ。」

「街にいる妖精です。」

ミズキがキッパリと言う。最初は掴み所のない妖精さんだと思っていたけど。

「ミズキって随分、愛嬌あったんだね。」

もう一度、頭をポンポンと撫でた。

「褒めてます?」

「褒めてる褒めてる。」

「……ん。」

ミズキが大人しくなって俺に頭を撫でられ続けている。

(何というか……凄いクリスマスだったな。)

この出来事は俺の心の中に深く刻み込まれることだろう。
日本における、ポインセチアの咲く季節になったら俺は。

(ミズキに会える……んだ。)

独り身のクリスマスでも悪くないな。俺はハッキリそう思うことが出来た。
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