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俺と楓の同居生活
旅行当日その3,露天風呂にて
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「お兄ちゃん……温かいね。」
「そうだね。」
今度はゆとりを持った気持ちで二人で露天風呂に浸かっていた。それにしても疲れた体に温泉のお湯が染みわたり、火照った顔に涼しい外気が当たる。星空も瞬くようで、夜の露天風呂は風情があっていいなと思っていると。
ちゃぷんっ。
「お兄ちゃん。」
楓が立つと、俺の方に寄ってきた。
「また、エッチ、しよう?」
「うん……。」
「ふふ。お兄ちゃんは、妹から誘われないと自分から絶対に手出し出来ない人だったもんね。」
「出したら最後だと思っていたからね。」
「血がつながっていないのに、おかしなお兄ちゃん。」
「今思うと、そうだったかな……。」
俺も立つと、楓を抱きしめる。
「ん……っ。」
楓の身体は、実に小さくて。ほんの少し前まで、と言っても俺の感覚だが本当に妹みたいに思っていた。
親御さんから楓を預かったことになるのは俺に任せてくれたからというのもあり。今、この状態になるまでは随分と時間がかかったものだった。さっき言っている事と違うかもしれないけど、俺の感覚ではそうだったんだよ。
「ねえ、お兄ちゃん、楓に……私に入れて。」
「うん。」
俺は楓に言われると、楓の身体を抱えて……いわゆる駅弁スタイルで楓を貫こうとする。
「ん……んっ。」
細い身体なのに案外するりと楓の中に入れてしまう。
「あ……んっ。」
奥まで入ってしまうと楓が目を瞑ったまま俺に大しゅきホールドの体勢で抱き着いてきた。俺は深く入って抱き合ったまま奥を突き続ける事にする。
「うっ、ぐっ。」
「あっ、んっ、あんっ! あっ、あっ! んああっ! あんっ、あんっ。」
「か、楓……。」
「なあに?」
「キスしたい。」
「うん……。んっ、んんっ。ちゅる……ちゅぱ。」
ディープキスをして、舌と唇まで絡み付かせながら行為を続けていく。既に温泉で火照った体は抱き合ってお互いの粘膜と熱を交歓している内に、あっという間に最高潮を迎えてしまいそうになる。
「あっ、んんっ、いい、いいよ……おにいちゃん……っ。」
「うん。俺も……熱いまま行為をするのっていいよね。」
俺は身体が熱くなって、汗なのか温泉なのか、身体もぬめるようで、身体をローションで塗れたように擦り合わせ続けていく。
「んうううっ! あああっ! あ……っ。」
「か、楓ッ!」
お互いに行為を続けている内に、いつの間にか楓が果ててしまい、それを追うように俺も……。
ずぐびゅっ! ずびゅずぶゅっ! ずびゅっずびゅっ! びゅばっ!
「あ……あっ。」
楓が俺を抱きしめたまま硬直し、震えている。
「ねえ、お兄ちゃん。」
「何? 楓。」
「初めてだね、最後までエッチでお互いに……。」
「うん。」
何もないまま最後まで終わったのは、とか、そんな感じだろう。俺が攻める訳でもなく、楓に責められる訳でもなく。俺が出すときに悲鳴も出さず。
当たり前のエッチと言われている行為が、俺たちにとってはこれが初めてだったのだ……。
「また、お兄ちゃんのおちんちん、しこしこしてあげようか?」
「はは……うん。」
俺は簡単に同意してしまった。
「ねえ、お兄ちゃん。」
楓が露天風呂の浴槽のフチに脚を開いて座っている俺の前に屈んで話し掛ける。
「何?」
「お兄ちゃんは、どうして欲しいか言える?」
「楓の好きにしていいよ。」
「ふふ……そうだね。お兄ちゃんは本当は。例え好きな人相手でも。
女の人のあそこにおちんちんを入れるのも怖かったんでしょう?」
「う、うん……。」
楓に攻められると、何故か俺の肉棒がフルに勃起してしまう。
「本当は、女の人のあそこに入れるのも、出すのも怖いんでしょう?
今もそうだよね?」
「そ、そう……。」
「本当は手で扱いて貰うのが一番気持ちよくて、一番感じちゃうのに。
手なら自分でも扱けるけど女の人に扱いて貰いたいの。
ふふ。怖いのに女の人にして貰いたいんだね?」
「ああ。そうだ……よっ。」
「ふふ。変態、変態、変態……。」
楓が俺の肉棒を扱きながら変態と呼びかけ続けていると、俺の肉棒はどんどん先走りを垂らしていった。
「あっ、ああ……あっ。」
「ほら。こんなに女の人が怖いのに、おちんちんをしこしこされて。
お兄ちゃんのおちんちん……もうすぐ出しちゃいそうだよ?」
「う、うん。出る、出るから……楓ッ。」
「うん。いいよ……おちんちんから精液を出して。
汚しちゃってごめんなさいって言うのよ?」
「あっ、ああ……っ。汚しちゃってごめんなさい! 精液出ますっ! あ……っ。」
ずびゅっ、ぶじゅっ! じゅぶじゅぶぶっ! ぶじゅびゅるるっ!
「う……っ。」
俺の中にある欲望を何もかも吐き出したように脱力する。
「ちゅぱ……ふふ。お兄ちゃんは射精管理してくれる人がいないとね。」
「……そうだね。」
「でもね……お兄ちゃん。いつか、お兄ちゃんも……。」
「うん……。」
何か言っている内に俺の目が閉じようとしてくる。
「お兄ちゃん、ここで寝たら風邪ひくよ?」
「あ……そうか。」
俺たちは中に戻ることにした。
「そうだね。」
今度はゆとりを持った気持ちで二人で露天風呂に浸かっていた。それにしても疲れた体に温泉のお湯が染みわたり、火照った顔に涼しい外気が当たる。星空も瞬くようで、夜の露天風呂は風情があっていいなと思っていると。
ちゃぷんっ。
「お兄ちゃん。」
楓が立つと、俺の方に寄ってきた。
「また、エッチ、しよう?」
「うん……。」
「ふふ。お兄ちゃんは、妹から誘われないと自分から絶対に手出し出来ない人だったもんね。」
「出したら最後だと思っていたからね。」
「血がつながっていないのに、おかしなお兄ちゃん。」
「今思うと、そうだったかな……。」
俺も立つと、楓を抱きしめる。
「ん……っ。」
楓の身体は、実に小さくて。ほんの少し前まで、と言っても俺の感覚だが本当に妹みたいに思っていた。
親御さんから楓を預かったことになるのは俺に任せてくれたからというのもあり。今、この状態になるまでは随分と時間がかかったものだった。さっき言っている事と違うかもしれないけど、俺の感覚ではそうだったんだよ。
「ねえ、お兄ちゃん、楓に……私に入れて。」
「うん。」
俺は楓に言われると、楓の身体を抱えて……いわゆる駅弁スタイルで楓を貫こうとする。
「ん……んっ。」
細い身体なのに案外するりと楓の中に入れてしまう。
「あ……んっ。」
奥まで入ってしまうと楓が目を瞑ったまま俺に大しゅきホールドの体勢で抱き着いてきた。俺は深く入って抱き合ったまま奥を突き続ける事にする。
「うっ、ぐっ。」
「あっ、んっ、あんっ! あっ、あっ! んああっ! あんっ、あんっ。」
「か、楓……。」
「なあに?」
「キスしたい。」
「うん……。んっ、んんっ。ちゅる……ちゅぱ。」
ディープキスをして、舌と唇まで絡み付かせながら行為を続けていく。既に温泉で火照った体は抱き合ってお互いの粘膜と熱を交歓している内に、あっという間に最高潮を迎えてしまいそうになる。
「あっ、んんっ、いい、いいよ……おにいちゃん……っ。」
「うん。俺も……熱いまま行為をするのっていいよね。」
俺は身体が熱くなって、汗なのか温泉なのか、身体もぬめるようで、身体をローションで塗れたように擦り合わせ続けていく。
「んうううっ! あああっ! あ……っ。」
「か、楓ッ!」
お互いに行為を続けている内に、いつの間にか楓が果ててしまい、それを追うように俺も……。
ずぐびゅっ! ずびゅずぶゅっ! ずびゅっずびゅっ! びゅばっ!
「あ……あっ。」
楓が俺を抱きしめたまま硬直し、震えている。
「ねえ、お兄ちゃん。」
「何? 楓。」
「初めてだね、最後までエッチでお互いに……。」
「うん。」
何もないまま最後まで終わったのは、とか、そんな感じだろう。俺が攻める訳でもなく、楓に責められる訳でもなく。俺が出すときに悲鳴も出さず。
当たり前のエッチと言われている行為が、俺たちにとってはこれが初めてだったのだ……。
「また、お兄ちゃんのおちんちん、しこしこしてあげようか?」
「はは……うん。」
俺は簡単に同意してしまった。
「ねえ、お兄ちゃん。」
楓が露天風呂の浴槽のフチに脚を開いて座っている俺の前に屈んで話し掛ける。
「何?」
「お兄ちゃんは、どうして欲しいか言える?」
「楓の好きにしていいよ。」
「ふふ……そうだね。お兄ちゃんは本当は。例え好きな人相手でも。
女の人のあそこにおちんちんを入れるのも怖かったんでしょう?」
「う、うん……。」
楓に攻められると、何故か俺の肉棒がフルに勃起してしまう。
「本当は、女の人のあそこに入れるのも、出すのも怖いんでしょう?
今もそうだよね?」
「そ、そう……。」
「本当は手で扱いて貰うのが一番気持ちよくて、一番感じちゃうのに。
手なら自分でも扱けるけど女の人に扱いて貰いたいの。
ふふ。怖いのに女の人にして貰いたいんだね?」
「ああ。そうだ……よっ。」
「ふふ。変態、変態、変態……。」
楓が俺の肉棒を扱きながら変態と呼びかけ続けていると、俺の肉棒はどんどん先走りを垂らしていった。
「あっ、ああ……あっ。」
「ほら。こんなに女の人が怖いのに、おちんちんをしこしこされて。
お兄ちゃんのおちんちん……もうすぐ出しちゃいそうだよ?」
「う、うん。出る、出るから……楓ッ。」
「うん。いいよ……おちんちんから精液を出して。
汚しちゃってごめんなさいって言うのよ?」
「あっ、ああ……っ。汚しちゃってごめんなさい! 精液出ますっ! あ……っ。」
ずびゅっ、ぶじゅっ! じゅぶじゅぶぶっ! ぶじゅびゅるるっ!
「う……っ。」
俺の中にある欲望を何もかも吐き出したように脱力する。
「ちゅぱ……ふふ。お兄ちゃんは射精管理してくれる人がいないとね。」
「……そうだね。」
「でもね……お兄ちゃん。いつか、お兄ちゃんも……。」
「うん……。」
何か言っている内に俺の目が閉じようとしてくる。
「お兄ちゃん、ここで寝たら風邪ひくよ?」
「あ……そうか。」
俺たちは中に戻ることにした。
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