サキュバス召喚!

白石華

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第4章

ライバルはお姉さん!? その見た目でか!? しかもバブみがすごい!

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「ご主人様、一時帰還しますね。」
「はーい。」

 モフモフ喫茶から自宅に帰った俺たちは、レイナの帰還用の魔法陣の準備をし、レイナを返そうとすると。

 キイイイ……ィィン!

 レイナの帰還用と召喚用の魔法陣が突然、光り出す!

 ジジジッ、ジジ……ッ。シュウウウウ……ゥ。

 そして新たな呪文が魔法陣に書き加えられ……。そこから何か人影のようなのが浮かびだされてくる。

「レイナ、これってひょっとして。」
「はい。お姉ちゃんですね。」

 レイナ、お姉さんの事を、お姉ちゃんって言うんだ。それは置いておいて。

「レイナ、やっぱり家の人、怒っているんじゃ。」
「いえ。まずは会ってからです。」

 キイイイイン!

 あたりがまばゆく光り出し、それが止んだと思うと人影が実体化する!

「ふう……転送呪文ってこれでよかったのかしら。」

 それで見えたのは……レイナと比べると随分と小柄だけど……人の身体の見た目をあんまり言いたくないがレイナに負けないくらいグラマーな女の子の姿をした……サキュバスだった。

「お姉ちゃん!」
「お姉ちゃんじゃない! アンタ家を出たっきり全然、帰ってこないから心配していたのよ。
 連絡ぐらい入れなさいよ。向こうに連絡入れても仕事には出てたって言うから放っておいたらいつまでも……。」

 向こうってどこだ、サキュバスの試験会場みたいな所か。仕事は……サキュバスだからな。あんまり考えないでおこう。

「ごめんね、お姉ちゃん、こっちでの生活が楽しかったから、ついウッカリ。」
「ウッカリで済むか!」

 何と言うか……レイナって俺と話している時は真面目そうなサキュバスだったんだが。家では大分、アバウトな子なんだな。

「ああ、でも、それには理由があって。今のご主人様がね、成長因子がすごい人なの。
 だから、なるべくご主人様についていようって。だから仕事との往復になっちゃって。」
「……うん。それは私も感じるけど。」

 お姉ちゃんサキュバスが俺の方を見るも、ちょっと顔が赤らんでいる。ちょっと険しくにらんだまま顔を赤らめていると典型的なツンデレを感じるな。実際は違うんだろうけど。

「ね、だから、お姉ちゃんも抱かれれば分かるわよ。ご主人様に分からせて貰いましょう?」
「へ!? な、何でそんな展開に……。」
「お、俺も。お姉ちゃんもそこまで怒っている訳じゃ……うぶっ。」

 ぎゅむっ。

 お姉ちゃんを真ん中に、レイナにいきなり抱き着かれる格好になってしまい。

「それじゃあ仕方ねえな。レイナがどれだけ俺のチンポにハマっているか実演と行こうか!」
「はいっ、ご主人様!」
「ちょっとー! いきなり人格変わっているわよ!」

 という訳で、いつもの展開でレイナのお姉ちゃんとエッチをする事になったのだった。

「お姉ちゃん、ご主人様とエッチしないの?」
「ん。最近私も成績が伸び悩んでいるし……従魔契約はしたいと思っていたけど。」
「ならちょうどいいじゃない。私も帰るの忘れるぐらいだったし、お姉ちゃんも!」
「あああああ……。」

 最後はごり押しでエッチをする事になったようだ。サキュバスだから貞操観念とか無いからな。
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