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理力とは超能力?
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体力が回復した俺は里の端で理力を使う練習をし
いた。
自然の力、森羅万象の力
風が吹き、土が揺れ、火が燃え、水が流れる。
「すべての力を合わせて吹き荒れろ”金色ノ四天龍”!」
”ポスン”
白い煙をあげて理力の発言が失敗する。
「うーん、雅人くん、どんな風に使ってるんですか?」
「一応、森羅万象的な四精霊の力をひとつに混ぜて放った感じ」
「うーん現実的な力で四大精霊ってなんか非現実的じゃないですか?」
「え? じゃあどうすれば良いんだ?」
「元素? 118個の元素を使う感じじゃないですかね。とは言っても天然の元素はおおよそ88種類~94種類と言われてます」
「どういうことミチル」
「人工的につくったら天然に微量に存在したりしてて正確な数字はわからないといった感じですかね。まあ、私も本で読んだだけですから難しいことは分かりませんけど」
「合成か、つまり元素の数は分からないってこと?」
「そうですね日々新しい元素が増えてますからね」
なるほどね、だが元素の力って俺らしくないよな。
「でもそうなると風ってどんな元素なの?」
「風は気圧傾度力、分かりやすく言うと暖かい空気と冷たい空気の気圧差によって空気が移動するとき風が吹く感じですね。まあ、それだけじゃないですけど」
だがそれを聞いても、俺の理力は発動しなかった。なにか違うんじゃないか?
長老は何て言ってたっけ。
たしか『自然を操り、具現化する力』
理力か……。
「なあミチル理力って俺らの世界だとなんだろ?」
「超能力じゃないですかね」
なるほど超能力だから魔法的感覚だと発動しなかったと言うことだろうか。
なら、超能力的感じでアクセス/してみるか。
手を伸ばし下に落ちている木の葉に向けて動けと念じる。
木の葉が舞い上空を飛ぶ。
「おおー!」
「動いたの?」
「できたんじゃない」
スマホで理力残量を確認すると9/10になっていた。
「理力が減ってる、成功だ」
今度は大剣を取りだし地面におき数歩離れる。
大剣に手を伸ばし”来い”と念じると大剣が俺の手に引き寄せられた。
「おおすごいなマサト」
「完全にできましたね」
スマホを見ると4/10になっていた。これはアイデア次第で色々使えそうだ。
あとは具現化だが何を具現化するのかがよく分からない。まあそれは今後の課題だ。
いた。
自然の力、森羅万象の力
風が吹き、土が揺れ、火が燃え、水が流れる。
「すべての力を合わせて吹き荒れろ”金色ノ四天龍”!」
”ポスン”
白い煙をあげて理力の発言が失敗する。
「うーん、雅人くん、どんな風に使ってるんですか?」
「一応、森羅万象的な四精霊の力をひとつに混ぜて放った感じ」
「うーん現実的な力で四大精霊ってなんか非現実的じゃないですか?」
「え? じゃあどうすれば良いんだ?」
「元素? 118個の元素を使う感じじゃないですかね。とは言っても天然の元素はおおよそ88種類~94種類と言われてます」
「どういうことミチル」
「人工的につくったら天然に微量に存在したりしてて正確な数字はわからないといった感じですかね。まあ、私も本で読んだだけですから難しいことは分かりませんけど」
「合成か、つまり元素の数は分からないってこと?」
「そうですね日々新しい元素が増えてますからね」
なるほどね、だが元素の力って俺らしくないよな。
「でもそうなると風ってどんな元素なの?」
「風は気圧傾度力、分かりやすく言うと暖かい空気と冷たい空気の気圧差によって空気が移動するとき風が吹く感じですね。まあ、それだけじゃないですけど」
だがそれを聞いても、俺の理力は発動しなかった。なにか違うんじゃないか?
長老は何て言ってたっけ。
たしか『自然を操り、具現化する力』
理力か……。
「なあミチル理力って俺らの世界だとなんだろ?」
「超能力じゃないですかね」
なるほど超能力だから魔法的感覚だと発動しなかったと言うことだろうか。
なら、超能力的感じでアクセス/してみるか。
手を伸ばし下に落ちている木の葉に向けて動けと念じる。
木の葉が舞い上空を飛ぶ。
「おおー!」
「動いたの?」
「できたんじゃない」
スマホで理力残量を確認すると9/10になっていた。
「理力が減ってる、成功だ」
今度は大剣を取りだし地面におき数歩離れる。
大剣に手を伸ばし”来い”と念じると大剣が俺の手に引き寄せられた。
「おおすごいなマサト」
「完全にできましたね」
スマホを見ると4/10になっていた。これはアイデア次第で色々使えそうだ。
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