Ωの僕がお偉いさん

白いモフモフ

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※授業……?

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※引き続きご注意下さい。



 ドドン!と置いた立派な立派なモノはあくまでも実用ではありません。資料として作りましたと言いおく。サイズは?そーだねぇ……自分の腕を見てみよう。そのくらいだよ。

 「安心して下さい、最初からこのサイズの人はさすがにαであっても存在しません。というか膨張してもありません。でも正直このサイズであったとしても僕達の身体は準備さえ出来ていれば受け入れ可能です。だからこそそういうプレイが存在するんです。」

 僕の言葉に生徒達は目をむく。ウンウンわかるよその気持ち。ホントに可笑しいプレイ内容が好きな人がいるもんだよね?でもその道の方に聞いたことあるしトータとマオの会話ではもっと変なのを聞いたこともある。まぁこの子達もそのうち耳に入るだろう。

 おっと、脱線を戻さなくては。

 「このサイズに惑わされず普通のサイズと思ってみていてください。これから使うのは卒業式後に皆に配る物ですよ。実績ある特別製のローションとなります。」

 これはとっても実績あるローションなのだ。詳しくは省くが“あるαが自分よりも2回りは体が大きいαを受け入れた時に使用した物”なのだ。僕が言っちゃうと誰と誰なんてハッキリ分かっちゃうから言わないけどなんとなく察してほしい。じゃないとデジレ様に怒られるから。

 「これはね…こぅ…してぇ……。」

 モノの上からローションを垂らしてニチャニチャ音をたてる。大きいので両手で持って満遍なく塗りたくって……ん?どしたの看護士さん。顔真っ赤ですよ?ちょっと生徒達、下向かない!キミ達の為にやってるんでしょうが!

 「はい、こうして満遍なく塗ると…ほら、滑りが凄いでしょ?」

 『先生!!充分に、充分にわかりました!』
 『そのローションがあれば安心です!』

 やっぱり百聞は一見にしかずって言うものね。皆が口々にわかったと言ってくれる。前の席にいた子は優しいね、空の洗面器と水差しを持ってきて手を洗って下さいと綺麗にしてくれた。
 あ、そうそう。水差しで思い出した。皆、出来るなら初夜には部屋に水差しを持ってきた方が良いよ。結構喉乾くから。

 『あ、あのノエル先生……ちょっとその…生々しい事は……。』

 「え、何を仰います。この子達は不安を持っているのですからなるべく色々な事を伝えて不安を軽くしてあげないと。ほら、執事だからと意見を控えてる場合じゃないですよ。」

 『いいいいえ、先生!執事さん達は学校に関わりが無いので!!いきなり違う知識は混乱させるだけなので!!』

 僕が生徒の為に少しでも意見をと思い、僕についてきていた執事さん2人にも言ってみたけど、看護士は広く浅い知識よりもある程度の広さで深い意見が好ましいと思ったらしい。……まぁ言われてみればそれもそうか、いきなり特殊趣味プレイの話なんかあったら余計に不安にさせてしまうね。流石日々生徒に向き合って来ただけある。

 よし、それならばマオから聞いたその道のプロの人がやってるストレッチを教えましょう。
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