Ωの僕がお偉いさん

白いモフモフ

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※ やっといちゃラブ

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 ※今回かなり直接的な言葉もあります。苦手なかたはバック願います。ご覧いただける方は背後にご注意下さい。



 まだ夕方にもなってないのに、とちょっとした罪悪感があったのは最初だけだった。あっという間に服を全部脱がされたと思ったら、直ぐにアーノルドも脱いで覆い被さってきた。

 「ちょっと今日は我慢できない。」

 いつもより低い声で囁かれて、それだけでお腹の奥が疼きそうだ。「いいよ」と答える代わりにアーノルドの首に手を回して唇をペロッとすることで答えの代わりにする。
 これはアーノルドには直撃だったようで、制止する間もなく足を開かれた。胸と同時に指で攻められたらもう駆け引きなんて余裕もなく夢中になった。

 後孔への挿入はすぐに2本から3本になり、「お願い」という甘えた声と同時にアーノルドのモノで貫かれた。入れられたとたんにノエルは一度目のを吐き出し、脱力したところでアーノルドは奥の奥まで進み入れた。

 「ぁああああ……。ソコ……あぁ………」

 もう少しで2度目を究めそうな時、体勢を変えられたせいで逃したノエルは発散できなかった熱で辛い思いをする。それなのに少しだけ我に返ったのはその慣れない体位のせいだった。

 「あ、アー……ノルド、っや……。これ、やだ。」

 「……なにが?何が…いや?…言えたら……やめてあげるよ?」

 何が嫌だって、「全部!」と普通の時、またはちょっとしたラブラブ中なら言えただろうが、この時は言えるはずもなかった。
 外はまだ明るく、薄いカーテンしかされてなく、窓も少し開いた状態の部屋……つまり、あらぬ場所がよく見える状態。その中でアーノルドの上に後ろ向きに座らされて貫かれているのだ。
 
 「うん、かわいいノエルのお尻がよく見える。」

 すごく上機嫌のアーノルドの声がするし、声をあげるほどアーノルドのアレが大きくなってるので気持ちいいんだとわかるけど、恥ずかしいやら気持ちいいやら……もっと欲しくもなるし、散々喘がされた。
 アーノルドはバックからが好きなのか、顔を見ていたくて前を向いてもいつも間にかまたバックから攻められていた。
 アーノルドの方も3回くらいしたら余裕が出たようで一度休憩して夕食になったんだけど、シーツでくるまれただけだったので気恥ずかしくてあまり食べた感じがしない。その後もお風呂でもう1回してベッドで抱き合ってると、やっとまったりタイムになった。
 夜っていうのは不思議なもので、昼間は話せない事でも暗い中で体を寄せあってるとつい、ポロポロと話してしまう。

 「……じゃぁ、サミュエル様はスサエナで暫く過ごしたいと?」

 「うん、サミュエルとは仲良くなったし僕の領地でなら安心だと言われたけど……不安も大きいんだ。スサエナはΩが多くいる街だともう誰もが知っているでしょ?実際はそのΩの番さんも居るからαが多い街にもなってるんだけど、そっちには目がいかないらしくて……。」

 「Ωの子を狙った犯罪……が?」

 「まだ……実害はないけど。いつそうなるか……。」

 「……そうだな。……サミュエル様もとなれば……。考えられる事ではあるか。」

 ベッドの中の会話としてはどうかと思うけど、最近の悩み事をアーノルドに打ち明けた。
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