Ωの僕がお偉いさん

白いモフモフ

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※配慮の方向性が違う 2

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 ※今回、直接的な言葉が出てきますので回りにご注意下さい。

・・・・・・・・・


 「ノエルは恥ずかしがりやさんの癖に時々凄く大胆なお誘いをするよね?そんなつもりじゃないのかもだけど、 フフフ…小悪魔さんだね。」

 グッと奥に身を進めながらアーノルドは余裕そうに笑ってる。僕の方は色々言いたいけど口から出てくるのは「も……イッちゃう」「おねがい」や途切れ途切れの喘ぎだけで弁明もなにもない有り様。

 「この総レースの下着はいつ見せてくれるつもりだったの?……もしかして、帰ってきた日の夜のお楽しみだった?」

 「素敵だ」なんて言いながら奥の更に奥をつこうと足を抱え上げられた。急にきた浮遊感が怖くてアーノルドに抱きつこうと手を伸ばしたら中のヤバイ所に当たり、ビクンっと体が揺れた。その弾みか、グポッと音がして奥の奥までアーノルドのが入り込んだ。うん、僕が覚えてたのはそこまで。後はいつものパターンでした。
 でもね、起きたらいつもの部屋に戻っていてびっくりした。

 「……いや、なんというか……親のは知りたくないから……。」

 聞いてみたらそんな答えだった。まぁそうだね。僕は聞いたことないから知らないけど提督デジレ様ペアの営みは凄いらしい。マオ談ではだけど、『もうガッコンガッコンいうしそのうちバキッといくんじゃないかっていうほど最中はうるさいし、後のシーツは何枚捨てたかわかんねぇ。』という事だ。
 こんな説明されて分かる?今一だよね?ベッドが?それとも人が?っていう音だよそれ。まぁ凄いらしい。

 なんて思っていたら唐突に思い出した!アーノルドが来たのに子供達に会わせない!なんて事だ!

 「ごめん!アーノルド、子供らに!」

 「ああ、大丈夫だよ。ノエルが休んでる間に会ってきた。3人とももう寝てるよ。」

 「えっ?今、どれくらいなの?」

 3人ともという事はアンリもだよね?
チビ2人と違ってアンリは結構夜遅くまで起きてるタイプなのに寝てるってことは?
 
 「後1刻半で夜明け。で、明日の…もう今日かな。今日の夕方にはフールフーガの沖合いに行けるらしいけど入港が夜は危ないから朝をまって入港だろうね。」

 「んにゃ。そのまま入る。」

 ………え?パッと声がした方を見るとまぁ予想したけど、マオがいた。 アーノルドはえっ?えっ?って言ってたけど、マオと行動に僕は慣れたから大丈夫。マオは神出鬼没なのだよ、アーノルド。

 「マオおはよう。こんな時間に?」

 「ん~おはようノエル~。俺は今日は早番だから。んで、さっきの入港だけどさぁ……コレ、ウチの船だよ?夜くらいじゃ全然問題ない。港も明るいし今日は満月だし。」

 へぇ~そうなんだ~なんて思っていたらマオからのずれたご注意があった。

 「夜の入港は静かにするから、入港したことに気づかないでエッチしてたら大変だから気を付けて。ヤってる最中に下船したと思った清掃係りが入って来ることだってあるからな。」

 ……体験談?
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