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まったりの1日
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楽しい夢を見た。今日一緒にお出掛けした皆に加えてアーノルドもいたし寄宿舎の生徒もいた。皆でキャーキャー言ってお買い物して買い食いして楽しい夢をだったなぁ~。……こういうの僕の町でもやりたい(早速メモ書き)思わずグフフと笑ってしまう。
具体的な案はまだ無いけどなんとかしてやろうと思います。
さーて、早起きしちゃったからお散歩でも行ってみるかと支度をすませて廊下に出ると朝独特の澄んだ空気にちょっと気分が上がる。まだ早いだろうけどと思いながらも一応、食堂に行くと侍女さんが何人かいた。そこでお散歩を伝えて爺に言ってもらうように頼まないと後で怒られるからね。
「あら、ノエル様お早いですね?おはようございます。」
「おはよう。起きちゃったからお散歩行ってくるね。山羊の所まで。」
「はーい、伝えておきますよ。転ばないでくださいね~。」
慣れた侍女さんに言うと明るく返してくれた。ここには山羊がいるとマオに聞いてるので屋敷の裏手に周り適当に歩くと微かにメェ~ンメェ~と聞こえてきた。声を頼りに行けば思ってたより大きな……マオ、山羊だけじゃなくて羊も牛もいるじゃん。ちょっとした動物園並みの柵の中を見てると牧羊犬だろうワンコが寄ってきた。
「おはよう」とワンコに言うも飼い主でないので完璧スルーされてしまう。悲しい思いをしていたとき飼育員が現れてショボくれていたノエルを見つけ“ピュイ”っと口笛を吹いてくれたおかげでその後は思う存分ワンコと戯れた。
そろそろ時間的にお迎えが来るかと思った頃、ちょうど爺がニコニコ笑顔でお迎えに来た。暫く遠くから見ていて微笑ましらしかったとか。
それからこの1日はのんびり穏やかな日だった。いつも騒がしいマオはコウによって静かにさせられ、トータも寝ている。母様は幼い頃からの親友の所にお茶会に行き、子供たちは提督が用意してくれた大きなぬいぐるみに夢中だ。
ボケ~っと遠くに見える海を眺めていると船団が近づいてるのがわかった。遠すぎてよく見えないが何処かの商船か、帰ってきたフールフーガの船だろう。7、8隻の船団らしい。
「爺~、船が来た。」
のんびりと言えば爺が情報をくれる。
「今日の午後に南に行っていた船団が帰ってくらしいですよ。我々の為に偵察に出ていたらしいです。夕方にでも報告が上がってきますので聞きますか?」
……ほぅ。それは是非聞きたいね。なんせこの航海は我が子の未来がかかってる。忘れてないよ!大丈夫だよ!楽しくてこの旅の本当の目的を忘れていたんじゃない?なんて思わないでね!大丈夫、覚えています!
お茶の時間にトータの所に顔を出すともう熱は下がったらしくベッドの上でグダグダしていた。ツマンナイと言うのでマオを連れてきてもらってコウも含めて4人でお茶会をするがマオがおとなしくて拍子抜けだった。どうやら夜中まで責め抜かれ、また朝方に責められたとか……コウが体力バカなのはαだからわかるけどそれに付き合えるマオもかなりの体力だよね。
「……さすがに眠い……。腰痛い……重い。」
でもしっかりコウに寄りかかってるのがなんとも言えず微笑ましい。
具体的な案はまだ無いけどなんとかしてやろうと思います。
さーて、早起きしちゃったからお散歩でも行ってみるかと支度をすませて廊下に出ると朝独特の澄んだ空気にちょっと気分が上がる。まだ早いだろうけどと思いながらも一応、食堂に行くと侍女さんが何人かいた。そこでお散歩を伝えて爺に言ってもらうように頼まないと後で怒られるからね。
「あら、ノエル様お早いですね?おはようございます。」
「おはよう。起きちゃったからお散歩行ってくるね。山羊の所まで。」
「はーい、伝えておきますよ。転ばないでくださいね~。」
慣れた侍女さんに言うと明るく返してくれた。ここには山羊がいるとマオに聞いてるので屋敷の裏手に周り適当に歩くと微かにメェ~ンメェ~と聞こえてきた。声を頼りに行けば思ってたより大きな……マオ、山羊だけじゃなくて羊も牛もいるじゃん。ちょっとした動物園並みの柵の中を見てると牧羊犬だろうワンコが寄ってきた。
「おはよう」とワンコに言うも飼い主でないので完璧スルーされてしまう。悲しい思いをしていたとき飼育員が現れてショボくれていたノエルを見つけ“ピュイ”っと口笛を吹いてくれたおかげでその後は思う存分ワンコと戯れた。
そろそろ時間的にお迎えが来るかと思った頃、ちょうど爺がニコニコ笑顔でお迎えに来た。暫く遠くから見ていて微笑ましらしかったとか。
それからこの1日はのんびり穏やかな日だった。いつも騒がしいマオはコウによって静かにさせられ、トータも寝ている。母様は幼い頃からの親友の所にお茶会に行き、子供たちは提督が用意してくれた大きなぬいぐるみに夢中だ。
ボケ~っと遠くに見える海を眺めていると船団が近づいてるのがわかった。遠すぎてよく見えないが何処かの商船か、帰ってきたフールフーガの船だろう。7、8隻の船団らしい。
「爺~、船が来た。」
のんびりと言えば爺が情報をくれる。
「今日の午後に南に行っていた船団が帰ってくらしいですよ。我々の為に偵察に出ていたらしいです。夕方にでも報告が上がってきますので聞きますか?」
……ほぅ。それは是非聞きたいね。なんせこの航海は我が子の未来がかかってる。忘れてないよ!大丈夫だよ!楽しくてこの旅の本当の目的を忘れていたんじゃない?なんて思わないでね!大丈夫、覚えています!
お茶の時間にトータの所に顔を出すともう熱は下がったらしくベッドの上でグダグダしていた。ツマンナイと言うのでマオを連れてきてもらってコウも含めて4人でお茶会をするがマオがおとなしくて拍子抜けだった。どうやら夜中まで責め抜かれ、また朝方に責められたとか……コウが体力バカなのはαだからわかるけどそれに付き合えるマオもかなりの体力だよね。
「……さすがに眠い……。腰痛い……重い。」
でもしっかりコウに寄りかかってるのがなんとも言えず微笑ましい。
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