Ωの僕がお偉いさん

白いモフモフ

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超欲求不満*

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 いくら求めてもちゃんとおねだりしないと一番欲しいものをあげないと言われ、求めるまま欲するままにおねだりを始めた。固定されてる訳でもないのに両足を大きく広げたまま手を伸ばして“入れて”と自分の指で拡げる。自分の指で触れただけなのにそこは自然と口を弛めた。呼吸に合わせてそこもヒクヒクと動いてアーノルドを待つ。
 前を寛げ、準備も万端。先端を焦らすように擦り付けながら押し付け、少し入れては抜いてを繰り返しグチュグチュと音をたてた。

「…ぁあ……いじ…わる!いれて!いれて!……ぅんん……。」

「どこに?……ここ?」

「んっんん……、っふ……ぁあああ!」

 焦らしながらゆったりと進めていたものを急激に押し入れ、ノエルの中を開いた。あまりの衝撃に縛られたまま気を飛ばしたノエルに容赦なくアーノルドが激しく突き入れて追い打ちをかける。
 ノエルのひっきりなしの喘ぎ声と水音が部屋をいっぱいにした時、突如ドアが乱暴に叩かれた。

「……っあああ!いやっ!……はぁ…はぁ…はぁ……とま…ら……うごいて!…うご…」

 何事かと動きを止めたアーノルドだが、ノエルは聞こえてないようだ。半分泣きながらどうして動いてくれないのかと怒る。

「!?……ノエル、ノエル、静かに。」

 耳元で宥めるように「しぃ-」と囁かれ頭を撫でられてもわかっていないようで「やだやだ」と自分で腰を動かし良いところに擦り付けている。中もビクビクと動き入っているものを締め付けた。

「緊急にて失礼します!」

 返事も待たずにドアを開けたアーノルドの侍従は目の前の惨事に動きを止め、言葉を失い暫くすると顔を真っ赤にして勢いよくドアを閉めた。

 侍従の位置からはノエルの顔は見えてないだろうが肘掛けにかけられた足や焦れてねだる様子は見えてしまったのだろう。
 一方、見られたノエルも動きを止めてパニック一歩手前の状態だ。このまま続けてもう一度あの状態にさせるのは簡単だが、侍従の様子がいつもと違いすぎることが気になり一度繋がりを解くことにした。
 ズルリと引き抜くと思わずと言うようにノエルから声が漏れ、つい…もう一度戻してしまった。

「…ぅあ、あ……アーノルド!だめだめ!今、誰かきた!ダメ!」

「ああ、ゴメン。つい……ちゃんと抜くから。」

 今度はちゃんと引き抜き布でノエルの下肢を拭ってやる。触れる度にピクンと体が跳ねるので感じてしまっているのだろうが、どちらともなく我慢をしていた。
 簡単に身繕いをして先程の者に声をかける。

 今度はそっと入ってきた侍従の顔は相変わらず赤いが気にせず緊急の知らせとは何かを訪ねた。
この侍従は普段からアーノルドが領で使っているが今まで粗相をしたことのない者なのでこんなに慌てる事が何なのか気になる。

「……ご報告します!王都より至急で登城せよと飛んで来てます。隣国から開戦状が送られて参りました!」

 聞いた瞬間二人で目を見合わせてしまった。
開戦?!この国に戦争を仕掛けた?隣国?どの隣国だ?
 色々と疑問のわくなか、ノエルが顔を俯かせながら侍従に告げた。

「……あの……こんな…報告の時に何だけど……その…前、まえが……隠して。」

 ……完全にはっきりとわかるくらい育ってしまっている。……しかし、怒れない。
 気まずい雰囲気が立ち込めた。
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