Ωの僕がお偉いさん

白いモフモフ

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いぢわるアーノルド※

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 「私に抱かれるのが嫌?」

全然そんな事を思ってもいないのに聞いてくる顔は
僕の次の言葉を予測して、しかもどう答えても自分の望む事を言わせると自信をもっていた。
頭の中でシミュレーションしてみよう。

〈僕…「嫌!」。アーノルド…悲しそうな顔。僕…「嫌じゃないです」。アーノルド…「ノエルは私に抱かれたいんだね。」終-了!〉

 じゃあ、「嫌じゃない」と返せばそこでもまた終了……どっちにしても同じだ。

「……いぢわる。」

 悩んだ末の僕の答えは、拗ねる事。
一瞬目を丸くしたアーノルドはとても良い笑顔になってとんでもないことを言ってくれた!

「意地悪っていうのはね、こういうことを言うんだよ?…ノエル、見ていてあげるから自分で脱ごうか。」

 この状態からですか?もう、パンツとシャツしか残ってないからすぐに見えちゃうじゃない!
なんて思ってる間にもアーノルドは僕を立たせて自分はソファーにふんぞり返った。足を組んで肩肘を立て、手に頭を預けたその姿は改めて僕をドキドキさせる。照れるじゃないか-!
 もじもじしながら立っているとまたアーノルドから意地悪く「ノエル?」と催促する声がかかる。

 多分、顔は真っ赤だよ。
仕方無くパンツから脱いだ。足からパンツを抜くとアーノルドが手を差し出してるので手を置くと「そっち」とまた良い笑顔…。パンツをお望み?なんで?僕の手からパンツを取ったアーノルドは自分の上着のポケットにしまって元の姿勢に戻った。

 ……本当に意地悪。
ボタンを外して、チラッとアーノルドを見るとすっごく嬉しそう。仕方ないか……。

「アーノルド、僕…体元に戻ってないからね?」

「うん。ノエルは僕の為にシモンを産んでくれたのだからそんな事は気にしないよ?」

 アーノルドを直視できないから顔を反らして、肩からシャツを落とした。アーノルドの手がのびてきて僕の腰を捕らえ引き寄せる。

「お腹…大丈夫じゃない。」

 ……うん、お腹はね?と黙ってると上に視線を向けて「ここか」と笑った。

「胸が大きくなっちゃったんだね?…いやらしい乳首。」

 ちょ…ちょっと!乳首触ったら……ほらぁ。
ジワリと滲むミルクをアーノルドが舐めとる。
そっちのほうがいやらしいよ!

「アーノルド……それ、シモンの物だからね?」

「……いいや、俺の物を一時的に貸してやってるだけだよ。」

 胸を撫で続ける手をなんとか捕まえて「止めてよね」と注意してもアーノルドの手は胸の形を確かめるように撫で続けた。
 
「…っ…ぁ……。」

「感じてきたね?…良い子だ。」

 下肢にも手を伸ばして前を弄ってくる。
凄く楽しそうだね?アーノルドさん。なんかいろいろと大変だったし、心配もさせちゃってその上ほっといちゃったという負い目があるので気の済むまでさせてあげようかな?

 下から持ち上げるように胸全体を包め込み、自分の顔を近づけてフゥーと息をかける。乳首に当てくるのでどうしてもピクピク体が反応してしまう。
……はぅぅ…もう止めさせたい。

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