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穏やかな日
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体を休めながら考えてみた……最近ちょっと自分の好きな事から遠ざかっていたんじゃない?これはストレスとも関係があるんじゃない?ほら、“病は気から”“ストレスは万病の元”って言うじゃない。あれ?違うか?まぁいいや。
うん、それならちょっと好きな事やって気分転換しようかな~。
朝食をリビングでとってから巣の中で仕事のことを考える。……一番したいことってなにかな?
……………………手芸品?うん、手芸したいな。何縫う?違うな…編む?違う……織る?織る!
そういえばΩの人達専用の職業で織物をやっていたハズ。羊を飼って毛を刈って洗って干して、糸にして染色してって総ての工程を経て織物まで仕上げるというプロジェクトを建てて進めていたのがあるじゃない。あれはここの領地の特産品にするつもりで父様母様にも献上してあるんだよね。
……ンフフ~良いこと思いついた!
爺-、織物工房の報告書を持ってきて~。
「ノエル様、お休みをとられたのではございませんか?織物工房は領主のお仕事の一環でございますが…。」
「なにをいってるの爺。こうして巣の中でヌクヌクしてるじゃない?それに今やらなきゃ!」
渋々と報告書を取りに行く爺を見送って頭の中で考えを巡らせる。
爺の持ってきてくれた報告書の内容は大変満足のいくものでした!
「爺!書き留めて~。羊の放牧地拡大。開墾地人員募集。衣食住、保証有り。日当払い、初心者歓迎。Ω優先対応で宜しく。」
え?これは何かって?フフフーン。報告書から既に交易としてやっていける数が揃っているのがわかりました。
だから、増産出来るようにしていくのです!
だって、羊さんはすぐに育たないからね。ん?牧場にして観光地に?それも考えたんだけどお世話する人達はΩが優先なのでΩの事を理解しない人や下に見る人が来る可能性があるので観光地化はしません。
「次、いくよ~。これはβの人達向けの求人で出してね。公益品の運搬。特典として、汽車を使って運ぶので本来人は乗せませんが、運搬係として乗れます。約1週間の契約で日当払い。宿と食事有り。ケガなどの保証有り。」
……爺、どうしたの?目がジッと僕を見てるよ?
「ノエル様、これらは汽車を使いどちらへ?グリフウッドしか考えられませんが……その後は、もしや……。」
うん、察しがよくて助かるよ爺。公益船に頼むかもういっそうのこと……。うーん、一応僕にとってはお義父様という事になるし、でも会いにくいかな?いやいや、息子の番……その前に元第一王子としてしか見ないかな?
でも、これって個人間の事じゃ済まないし、それくらいはあの人もわかってるだろうから……。
「爺、母様に手紙出したい。公益の事でご相談がありますって。隼君に頑張ってもらって、お願い。」
爺、そのため息って僕に聞こえてるよ。大丈夫!こうしてゴロゴロクテクテしてるじゃない。
うん、それならちょっと好きな事やって気分転換しようかな~。
朝食をリビングでとってから巣の中で仕事のことを考える。……一番したいことってなにかな?
……………………手芸品?うん、手芸したいな。何縫う?違うな…編む?違う……織る?織る!
そういえばΩの人達専用の職業で織物をやっていたハズ。羊を飼って毛を刈って洗って干して、糸にして染色してって総ての工程を経て織物まで仕上げるというプロジェクトを建てて進めていたのがあるじゃない。あれはここの領地の特産品にするつもりで父様母様にも献上してあるんだよね。
……ンフフ~良いこと思いついた!
爺-、織物工房の報告書を持ってきて~。
「ノエル様、お休みをとられたのではございませんか?織物工房は領主のお仕事の一環でございますが…。」
「なにをいってるの爺。こうして巣の中でヌクヌクしてるじゃない?それに今やらなきゃ!」
渋々と報告書を取りに行く爺を見送って頭の中で考えを巡らせる。
爺の持ってきてくれた報告書の内容は大変満足のいくものでした!
「爺!書き留めて~。羊の放牧地拡大。開墾地人員募集。衣食住、保証有り。日当払い、初心者歓迎。Ω優先対応で宜しく。」
え?これは何かって?フフフーン。報告書から既に交易としてやっていける数が揃っているのがわかりました。
だから、増産出来るようにしていくのです!
だって、羊さんはすぐに育たないからね。ん?牧場にして観光地に?それも考えたんだけどお世話する人達はΩが優先なのでΩの事を理解しない人や下に見る人が来る可能性があるので観光地化はしません。
「次、いくよ~。これはβの人達向けの求人で出してね。公益品の運搬。特典として、汽車を使って運ぶので本来人は乗せませんが、運搬係として乗れます。約1週間の契約で日当払い。宿と食事有り。ケガなどの保証有り。」
……爺、どうしたの?目がジッと僕を見てるよ?
「ノエル様、これらは汽車を使いどちらへ?グリフウッドしか考えられませんが……その後は、もしや……。」
うん、察しがよくて助かるよ爺。公益船に頼むかもういっそうのこと……。うーん、一応僕にとってはお義父様という事になるし、でも会いにくいかな?いやいや、息子の番……その前に元第一王子としてしか見ないかな?
でも、これって個人間の事じゃ済まないし、それくらいはあの人もわかってるだろうから……。
「爺、母様に手紙出したい。公益の事でご相談がありますって。隼君に頑張ってもらって、お願い。」
爺、そのため息って僕に聞こえてるよ。大丈夫!こうしてゴロゴロクテクテしてるじゃない。
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