Ωの僕がお偉いさん

白いモフモフ

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飛んでるままの方が幸せ※

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 頭の中がフワフワして夢心地な時に似ている。
アーノルドの香りをはっきりと感じて体中が疼いてしょうがない。

「アーノルド,ん……」と両手をアーノルドに向けて差し出した。これは眠い僕がこの後は総てアーノルドに任せるよって甘える時の癖。
 夜、ベットで鳴かされた(?)後はこうして体を拭いたりしてもらってたんだ。

「ああ、溶けてきたね。本格的に発情期に入ったみたいだ。ちょっと待っていて、鍵閉めてくるよ。」

……うん、鍵は大事だ。離れていくのが匂いでわかる……戻ってくるのもわかる。

「ノエルはこういう時お喋りするタイプだね。声に出てるよ。舌っ足らずで可愛い喋り方になってる。ノエル、質問に答えてね?」

 うん、と頷くけど首がガクッとしただけかも知れない。一緒にベットに座っているアーノルドに凭れさせてもらい支えられている。
 ガウンのひもを解かれて腕をぬいてもらう。ガウンすら重く感じるほど力が抜けていってるらしい。

「キスするよ?いい?」と言われて“断らずにすれば良いのに、いきなりされるキス好きなのに”と思う。

「声に出てるよ?」小さく笑いながらまた顔中にキスの雨を降らせる。首筋を柔らかく撫でられると背中にゾクッとしたものが走る。
 この先、気持ち良い事が待ってるのを知っているせいかその気持ち良さが欲しい。早く脱がして…。

「…わかって言ってるのか?わかってないだろうな。そんな顔で 早く脱がして なんて言っちゃダメだ。…凶悪だ…。」

 肩にノエルの頭を凭れさせ胡座をかいた自分の膝にノエルの尻を乗せて、せっせとボタンを外してやるとこのちょっとの触れ合いだけで尖らせてしまった乳首が覗いた。外の空気に晒された刺激で更に立ち上がったのを目撃してしまった。
 ……無意識の誘惑…凶悪だ。

 少しづつ脱がせて楽しもうとしていたのに、ノエルの尻が膝にすりつける様に動いているせいでついその柔らかい谷間に指を滑り込ませてしまった。
 いつもならこのあたりで甘えた「いや…」って声がするのだが、その声が聞こえないので、手はそのままで体の向きを変えて自分と向かい合うようにした。

 目がとろんとして口を半開きにしながら軽くイってしまったらしく可愛いモノから白い液体が糸を引いていた。

「これだけでイっちゃったの?悪い子だ。
さぁ、罰としてここからどうしてほしいか言ってごらん?」

 ……アーノルドがいじめる。

「いじめてないよ?ノエルを気持ち良くさせたいだけ。気持ち良いの好きでしょう?」

 ……そう、好き。
“もっと”と思いながらもハッとして現実に戻った。

「……なんで、こんなに感じちゃうの……。アーノルド僕は変?おかしい?」

「あ、戻ってきた……どうしてそう思うかな。どこがいつもと違うのか言ってみて?」

 脱がされた上半身はどこでも触られればビクッとなるくらい感じる。片方の膝下に纏まって引っかかっているだけの下半身もあらぬところが疼いて仕方ない。すりつけていた尻は認めたくなくてもちょっと身動きしただけでヌルヌルしている……。

「いや、言えないでしょう。」

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