Ωの僕がお偉いさん

白いモフモフ

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予習…?※

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 項にキスが落とされてビクッとなる。
もうこれ以上はムリと思うほど感じてるのに、僕の体は与えられるだけ素直に感じるらしい。

「やぁ…!ぁ…」

「もうイケそうだね。見ていてあげるから気持ち良くイキなさい。」

 そう耳元で囁かれて…「見られてる」思った瞬間、先端に爪先を入れられたものだから、思いっきりイっちゃった。

 意識が飛んでボーッとしてる僕を膝に抱え直したアーノルドが可愛い可愛いと何度もキスしてきた。
 
 ……まだ余韻が残って感じてるのに、乳首をクニクニしないでください。

「今日は疲れてるからもうしないよ。大丈夫。」

……じゃぁ何故、お尻の間を触っているの?

「もうしないよ。でも私がこのままじゃ可哀想でしょ?だから貸してね?」

 本当は此処を使うんだよと後ろを触られてビクッとなったけど、アーノルドは約束を守ってくれたようだ。
 途中意識が無くなっていたけど、アーノルドがイくとき、ぎゅっと抱かれ?抱きつぶされ?て苦しくて一瞬目が覚めた。

 お風呂もアーノルドが入れてくれたし、水も飲ませてくれた。ウトウトしながらだったけどなんとなく覚えてる。
 本当に僅かに残っていた意識がとぎれる前にアーノルドが言った言葉が凄く嬉しくて夢の中でも僕は嬉しくて仕方無いといった感じだった。

 だって、婚約者……番に「可愛いノエル、何があっても私はお前を離さない」なんて!!
 もぅ、最高!!



 ……翌朝のお目覚めはなんというか…複雑。だって普通に侍女さん達が「ノエル様、おはようございます。」って起こしにきたから。
 だって昨日の疲れのせいで全裸でアーノルドと抱き合って眠っていたんだもん。

 侍女さん達はあのタイミングで部屋から出て行ってその後は戻って来なかったから、部屋の中の事は予測がついていたんだと思う。
 そして今朝の様子から確信に変わった筈なのに、表情に何の変化もない。

 変化無いのは助かるけど……同じく全裸のアーノルドが起きて「着替えを」と堂々と言い放ちながら何もつけずにバスルームへ消えていった姿にも動じないようで僕は心の中で「なんで?なんで?」ってなりながら見ていた。

 そうしたら、侍女さん達のリーダーが「気づかずに申し訳ございません。」と僕の前で深々と頭を下げ、他の侍女さん達に「あなた達、主の旦那様の裸身を見てはなりません。ノエル様がご不快ですよ。」って!

 別に不快になってません!ただ全裸で歩く人とそれを普通にスルーする人を見てただけです!その行動にちょっと吃驚していただけ!

「申し訳ございません。」「お許しください。」と次々頭を下げる侍女さん達にまたもや吃驚。

 突然バスローブで現れたアーノルドが満面の笑みで「ノエル、私が裸身をほかの者に見せるのが嫌なんだね?私も今のキミの姿をほかの者に見せるのは嫌だな。」って!何を言ってるんですか皆さん!




















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