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3話 俊足
しおりを挟む「おっ、これがステータスが上がるってことか。身体も軽いし力も溢れてくる感じがするな。今ならあいつに勝てるかもな……」
【ファイヤウルフに噛み殺されました。ステータスが『1』上がります。】
【ファイヤウルフに噛み殺されました。ステータスが『1』上がります。】
【ファイヤウルフに噛み殺されました。ステータスが『1』上がります。】
【ファイヤウルフに噛み殺されました。ステータスが『1』上がります。】
【ファイヤウルフに噛み殺されました。ステータスが『1』上がります。】
【ファイヤウルフに噛み殺されました。ステータスが『1』上がります。】
【ファイヤウルフに噛み殺されました。ステータスが『1』上がります。】
【ファイヤウルフに噛み殺されました。ステータスが『1』上がります。】
【ファイヤウルフに噛み殺されました。ステータスが『1』上がります。ファイヤウルフに10回殺されました。ファイヤウルフのスキル『俊足』を取得しました。】
「ちくしょう、あいつ何回も殺しやがってよ。てか、10回殺されたからっていうのでスキルを手に入れたみたいだな。」
誠也は何故かスキルが使えるような気がして、前方向へと走った。
シュンッ
「うわ、なんだこれ。」
一瞬にして誠也は20mほど移動していた。
「これが『俊足』ってやつか。それにしても、こんなスキル持ってるから気がつけば後ろに移動されてたのか。」
誠也はスタスタとファイヤウルフのいるところへと近づいた。
「そろそろ、あの犬コロに分からせてやらなきゃな。これから俺の異世界生活の始まりだ。」
【ファイヤウルフに噛み殺されました。ステータスが『1』上がります。】
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