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しおりを挟む「今回いけなかったのは自分自身で経営に手を出したことだろうな。今、自分が出来ることは「ネットショッピング」だ。これが強みであり、唯一のものだ。」
これからアキラはたくさんの商品を買った。そして、キースに骨董品など価値のあるものを買いたいと伝えていた。
~10時間後~
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「100万回買い物をする」「1000回ストレージから物を出し入れする」「150種類の買い物」「10回スキルを取得する」のミッションをクリアしたので、ストレージを「15000」まで拡張、商品を180種類に増やし、新機能「特別発注」を追加し、
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「終わった........」
アキラはストレージを15000まで拡げることを目標にネットショッピングを行っていた。ストレージが拡張される条件として分かっていることは「一定回数の買い物をする」「一定種類を買う」というものだ。
「カテゴリー別でみれるの本当に便利。しかも、「※所持数表示」の昨日のおかげで在庫をわざわざ買わなくていいし!!」
※「1回の買い物で10種類以上購入」で追加された機能。
やりたいことを終えたアキラはキースと約束の場所であった。
「かなり大きいですね。」
「まあ、これでも国内トップレベルの商会と自負しておりますので。」
アキラが足を運んだのはキースの商会「キース商会」の本部だった。
「ご希望の品々を用意させて頂きました。」
大きな客室へと案内され、そこにあった机にかけられていたレースがキースの手によって剥がされた。
ファサッ
キラッン
そこには見たことの無いような大きさの宝石や骨董品、絵画などが置かれていた。
「これらは全て白金貨1枚以上の品物でございます。」
「た、高くないですかね?」
「いやいや、これから沢山稼ぐアキラ殿にはお小遣い程度の額ではありませんか。」
「(いや、高いのとは頼んだけどこんな高いとは思わないじゃん?あらかじめ、自分の所持金言ったのに!しかも、ネットショッピングで結構使っちゃって今じゃ所持金は金貨30枚だけだよ!!)」
「いやぁ、まだ俺の身の丈にあってないと思うんですよね。」
「これを持っておくことでこれに見合うような人になれるのが人間のいいところですからね。ぜひ、これを機に。」
「(査定フィルター)」
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