上 下
2 / 4

1階 筋力トレーニング

しおりを挟む

【腕立て伏せ・腹筋・スクワット 各100回ずつ行ってください】



「最近の異世界転生にはチュートリアルが必要なのか。それで、最初は筋トレしろってか。しかも地味にきついやつじゃん。」




 飛鳥は半径5メートルほどのドーム型の白い部屋へと飛ばされていた。

 そして、真ん中にある看板には筋力トレーニングを各100回ずつしろと書かれていた。



「まっ、現役の時の練習に比べたら大したことないな。」



 飛鳥は幼少期から武道や格闘技をしており、柔道、空手は黒帯でキックボクシングやボクシング、総合格闘技もプロになれるレベルで腕っぷしには自信があった。




「ふぅ、いい運動だな。」



 飛鳥は息を切らすこともなく、ペースを保ちながらものの20分ほどで終わらせた。




『ピコン』


「何だこの音。」


『クリアおめでとうございます。何か一つ質問にお答え致します。』


「あの天の声が言ってたやつはこれか。えーと、じゃあ、俺のスキルの効果を教えてくれ。」


『質問を承認いたします。スキルの効果は身体能力を向上させる です。』

「何その地味なやつ。」

『次の階層へ転移します。』


しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

帝国の第一皇女に転生しましたが3日で誘拐されました

山田うちう
ファンタジー
帝国の皇女に転生するも、生後3日で誘拐されてしまう。 犯人を追ってくれた騎士により命は助かるが、隣国で一人置き去りに。 たまたま通りかかった、隣国の伯爵に拾われ、伯爵家の一人娘ルセルとして育つ。 何不自由なく育ったルセルだが、5歳の時に受けた教会の洗礼式で真名を与えられ、背中に大きな太陽のアザが浮かび上がる。。。

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

騙されて奴隷にされてたおっさん、即買いしたらチートすぎてヤバい!

厨二病・末期
ファンタジー
 ギルドのメンバーからいつも無能呼ばわりされてるおっさんが、怪しい薬の入った酒を飲まされてた。なんか酩酊状態のまま、奴隷契約書にサインをさせられてるっ!?  あのヒト毎日、皆んなにこき使われてるけど、あの仕事量を1人で全部やってるとか、かなりチートじゃない??って思ってたんだけど、なんで誰も気付いてないの??  弱小転生エルフの少女は全財産を叩いて、売りに出されたおっさんを即買いした。レベル上げを手伝って貰って、おっさんの購入代金を返して貰ったら解放しようと思ってたのに。  ん?髭剃って、ボサボサの髪整えたら結構イケオジなんだが。優しくて、料理が出来て、手先も器用。それに包容力がパねぇ。しかもイロイロ有能すぎてって・・あれ?いつの間にか、完全におっさんを手放せない身体にされてる?? ***************** ファンタジー大賞に駆け込み参戦しましたー。 見切り発車、ストック無し、書くの遅い。 ↑の三重苦です。生暖かい目で見守って貰えると有り難いです。

転生幼女の異世界冒険記〜自重?なにそれおいしいの?〜

MINAMI
ファンタジー
神の喧嘩に巻き込まれて死んでしまった お詫びということで沢山の チートをつけてもらってチートの塊になってしまう。 自重を知らない幼女は持ち前のハイスペックさで二度目の人生を謳歌する。

TSしちゃった!

恋愛
朝起きたら突然銀髪美少女になってしまった高校生、宇佐美一輝。 性転換に悩みながら苦しみどういう選択をしていくのか。

私の生前がだいぶ不幸でカミサマにそれを話したら、何故かそれが役に立ったらしい

あとさん♪
ファンタジー
その瞬間を、何故かよく覚えている。 誰かに押されて、誰?と思って振り向いた。私の背を押したのはクラスメイトだった。私の背を押したままの、手を突き出した恰好で嘲笑っていた。 それが私の最後の記憶。 ※わかっている、これはご都合主義! ※設定はゆるんゆるん ※実在しない ※全五話

【R18】廃墟の玄関開けたらイケメン達がハロウィンパーティーしてました

Nuit Blanche
恋愛
隠されたバッグを取り返すため、廃墟となった洋館のドアを開けるとそこには仮装をした三人の美男――狼男、ミイラ男、吸血鬼がいて…… 冒頭に少々お漏らし有り。ご注意ください。 ムーンライトノベルズからの転載ですが、『終わらない饗宴』の内容が異なります。

処理中です...