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サンデウロ大陸編
1019話 サンデウロ大陸
しおりを挟む俺はこの国を出ることにした。門を出るときにはかつてないほどに見送られた。
ファンドはガロンド国の権力の45%を保有しており、騎士団は15%ほどを保有している。
だから、実質はファンドがこの国での王みたいなものだ。
そんなファンドはガロンドにリーデルより大規模の学校を作ろうと考えているようだ。
俺に相談をしてきて、ある程度のしてはいけないことやした方がいいことなどを教えておいた。
何かあればメッセージを送れる魔道具も渡しておいた。
そう簡単に会えては俺がこの国を出た意味が無いからな。
ともかく、これは結構な大きな改革だと俺は思っている。
異国からの人を呼び込み、より一層、多種族国家として名を馳せていくだろう。
俺はとりあえずは今いる大陸"サンデウロ大陸"を制覇しようと考えている。ウォラーレやリーデルがあるくらいのことしか見てこなかったから、この大陸の20%程しか目には写ってはいなかっただろう。
だから、俺はサンデウロ大陸をとりあえずは攻めていこうと思う。
この大陸はとても自然が豊かで、森や山が非常に多い。どの大陸を見てみても、これほどの自然があるところはないだろう。
イメージとしてはロシアをイメージしてもらえればわかりやすい。
まさにあんな感じで、大陸自体はとても広いが、この大陸に住むものは海を見ずに死んでいくものも多い。
エルフやドワーフ、人族にとってはとても住みやすい環境である。
サンデウロ大陸は自然が豊かで、この大陸で生まれたものの40%は土属性の魔法が主属性という統計も出ているそうだ。
ひとまずはガロンドの北側にある場所へと向かうとしよう。
ここには、人語を喋る"リザードマン"の里があるといわれている場所である。
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