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天災編
971話 四国連盟に加盟?
しおりを挟む「うちと仲良くなりたいってことだろ?」
「ご存知でしたか?」
「あぁ、そんなことだろうと思ったよ。」
「シュテンダムの位置的に資源の推測は容易だ。」
「それに、世界的に人口が増えている今、シュテンダムとて例外ではないだろう。」
「だから、もしかしたらと思ってな。」
「それで、どのような返答を?」
「まあ、全然こちらとしては問題ない。それと、四国連盟に加盟するのに指南してやってくれ。上にはこちらから通しておく。」
「わかりました。」
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「との事だ。」
「四国連盟とはあの強国のですか?」
「そうです。」
「そのような国々と肩を並べて.....」
「元はといえば、あれはガロンドの王である翔さんが繋いでできたものです。」
「とはいえ、何故私たちシュテンダムを入れてくださるのですか?」
「多分それは..........」
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「何故なのですか?」
「ん?そちらの方が面白いからに決まってからだ。」
「はぁ。」
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なんて言っていたなどとは言えないな.....
「それは、シュテンダムの皆さんに期待をしているのではないでしょうか?」
「翔さんはとても興味や好奇心があり、気になるものには手を出さずにはいられない性分ですので。」
「そうですか。では、近い間に私がそちらへ伺います。よろしいでしょうか?」
「全然構いませんが、そちらこそ大丈夫なのですか?」
「実はですね。現国王が私に国王の座を譲るということが決まりまして、私の権限が強くなり、外出も護衛付きなら私の一声でできるのです。」
「部下は優秀なため移動も加味しまして、数日程度なら離れていても問題にはならないでしょう。」
「あ、それなら大丈夫ですよ。脚であちらまでいかずとも、この世には魔力という便利なものがあるではないですか。」
ファンドは転移の魔道具を出した。
「これは、ガロンドの王都へと繋がっております。ですから、今すぐにでもいけますよ?」
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