テンプレを無視する異世界生活

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新世界編

933話 近づくの禁止

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"喰らい尽くす者グランドイーター"


"死の光デスライト"


"見えない手ブラインドハンド"




うわぁ、こいつら容赦ねぇな。


岩が人間喰ってるし、光を浴びたやつは消滅してるし、なんか見えないのな首締められてるし.....


まあ、前のヤツらは捨て駒みたいなもんだろうな。



「我が世界に光を.....」



倒れた一人がそう言うと、身体の内側から莫大な魔力が湧き上がってきた。


おっと、これはやばいな。


"魔力消滅"


どうにか魔力を無効化できたが、これを複数人にやられると俺でも手に負えない。



「"おい、お前ら。これは頭に話しかけてるから返事はいらない。こいつらは自らを媒体とし爆発する。殺すなら、完全に息の根を止めて消滅させろ。そして、絶対に近づくな。"」



一応、全員に警告だけはしてやるよ。


もしやられても文句は言うなよ。



「なるほど、やはり彼らに近づくことは出来ないですか。」



「強き者よ、我が魔力を糧に力を貸し与えたまえ。」



そこに出てきたのは黒い靄だった。
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