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新世界編
926話 皇帝と仙人
しおりを挟む「皇帝、話がある。」
「どうしたのじゃ。」
料理王決定戦を一番高い一番いい席で見ているのは現皇帝だ。
その皇帝に話しかけている男は仙人と呼ばれ、数万年の時を生きると言われている、人間だが、人間ならざる存在の男だ。
「うるさい連中がこっちに向かってくる。」
「それは仙気功か?」
「いや、これは勘ではなく、絶対的な証拠がある。」
「ヤツらが準備をして、北からこちらへ攻めてくる様子が見えた。」
「仙眼のそなたが言うのなら間違いはないのじゃろうな。」
「ここにいる重役にはこのことを伝えておけ。」
シュタ
どこからか黒服で覆われた者が皇帝の横にいた。
「はっ、かしこまりました。」
シュタ
「本当にあんたのとこの犬は忠実だね。」
「お主も仲間に加わるか?」
「冗談はよせ。」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
シュタ
「誰だ.....」
「皇帝からの伝言を届けに来た。」
こいつ、どこから湧いてきやがったんだ。後ろに来るまで気づかなかったぞ。
「それで、皇帝はなんて言っていたんだ?」
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