927 / 1,116
新世界編
908話 阿劉流 空戻
しおりを挟む「大丈夫か。」
翔は手を差し出した。
「はい、なんとか。」
マースは手を握り、立ち上がった。
「殿。これは、単体の攻撃なのではないでしょうか?」
「某の腹へと当たっただけなのでは.....」
「後ろ見てみろ。」
「後ろですかな。」
マースは後ろを見た。
なんと、マースがいた後ろの壁に穴が空いていたのだ。
「なんですかあれは.....」
「あれが俺のした攻撃だ。衝撃が物体を貫通していく技。阿劉流 空戻だ。」
「一直線に並んでいる場合はかなり有効に使えると思うぞ。」
「これの凄いところは衝撃が物体を貫通していくごとに威力が増すことだ。」
「お前にした攻撃の2倍ほどの威力があの壁に伝わっている。」
「これは、凄いですね。ぜひ、ご教授願いたいです。」
こうして、俺はマースへと空戻を教えた。
マースはやはり筋がよく直ぐに覚えた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「マース、そっち頼む。」
「あいわかったレオ殿。任された。」
"阿劉流 空戻"
ドォーン
「うむ、完璧だ。」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,186
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる