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新世界編
900話 知能不能の2人
しおりを挟む「俺は如月 翔だ。よろしく。」
「貴様、この方を誰だと.....」
「止まれ。それ以上陛下に近づくというなら首が飛ぶぞ。」
「ファンド、やめろ。一応は客人だぞ。」
「はい。」
ファンドは翔に近づいたシュミテルの護衛に剣を突きつけた。
「(速い。それに、気配も全く感じなかった.....)」
「それで、なんの御用で?」
「特に用というのはないのですが、新しく出来た国を見たくなったものですから。」
「どうでしたか我が国は?」
「素晴らしいですね。」
「それはありがたいですね。」
「本当は何のようなのですか?俺も暇じゃないで手短にお願いしたい。」
「やはり、知能が測定不能の王様には私の考えなど筒抜けですか。」
「白々しいのはやめろ。ラッサム=セラム、あんたも知能が測定不能だろ?」
「?!?!」
「本当に恐ろしい。お前達、ここから外れてくれ。」
「ファンド達も少し外に出てくれ。」
「分かりました。」
玉座の間には翔とラッサムだけになった。
「まあ、誰もいないのだからラフに話そうではないか。」
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