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新世界編
896話 一人用転移ポイント
しおりを挟む「アイデアも他とは違って面白い。何より、機能がしっかりと考えられていいな。」
地下水路を作り、水をひいているところも、防火性や耐震性も問題ない。
やはり、この国の民の能力は非常に高い。
「じゃあ、ここに住みたいものはしっかり申請するように。」
「あの、私達はここに必ず住まなければいけないのでしょうか?」
「王城からは少しばかり遠くてあまり.....」
俺を信頼してくれているのか、あそこが住み心地がいいのかはわからないが、そういう意見もあることは承知だ。
「そこに関してはあまり気にしなくていい。転移ポイントをここにも設置するつもりだ。」
「なんなら、申請さえすれば王都の家に一人用の転移ポイントを配置できるようにしておく。」
「だから、ここは新しい遠い街というか、新しい部屋だと思ってくれればいいさ。」
「そのような事までお考えになってくださったのですか.....」
まあ、作って放置というのも勿体ないからな。
それに、いざとなれば避難地にもなるし、図書館もあるなら俺も通えるし.....
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