914 / 1,116
新世界編
895話 街の評価
しおりを挟む「これをみんなで作ったのか。」
「そうです.....」
周りに緊張感がはしる。
今、国民が作った街を翔が見て回っている途中だ。
みんなはこれが「ダメ!」と言われないか心配なのである。
「う~ん、そうだなぁ。」
「な、なにか、気になるところがあるのでしょうか?」
「建物の色はどうやって決めた?」
「それは、職人に一任しました。」
「そうか。」
翔は色々と考えながら歩いていた。
「この場所はどうするんだ?」
「これは、後々に大きな建物を建てようかと.....」
「用途は?」
「図書館を作ろうかと。」
「お、いいねぇ。」
翔に褒められ少し気持ちがほぐれてきた。
その後も翔は街を歩いて見て回った。
ガロンドの民が作った街は中世ヨーロッパであるような雰囲気な街だった。
だが、そこにアクセントとして、木造の平屋だったりがあった。
一見、不自然に思えるが、それが案外街の雰囲気と合っていたりしている。
「うん、いいんじゃないかこれで。」
「ほっ.....」
みんなの肩から力が抜けた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,186
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる