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新世界編
892話 領主決定
しおりを挟む「では、領主の選定をしなければ.....」
「いや、その心配はない。」
「領主はファンド。お前一人だけだ。」
「え、俺がですか?」
ファンドに俺の計画を話した。
正直、知能と能力を持っているといえばファンドくらいしかいない。
騎士団を引っ張ってきた経験もあるし、その騎士団もファンドがいなくても成り立っているみたいだからな。
「とまあ、転移ポイントを駆使すると簡単なんだよ。」
「確かに、しっかり管理できますねそれは。」
「だから、これをやるよ。」
翔はファンドへ時計をあげた。
「かっこいい時計ですね。」
「それが、転移ポイントだ。転移できる魔道具を小さくしたんだ。時計としての機能は少ない。」
「秒針が0.05秒ほど早いんだよ。だから、時間の面は期待するな。」
「いやいや、そういう問題ではないですよ!なんで、こんな小さいんですか?そんなもの作れるのですか?」
「作れてしまったのだから、仕方ないな。」
「全くあなたという人はデタラメですね.....」
そんなこんなでファンドは領主になった。
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追記 小説家になろう ツギクル でも投稿しております。
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