893 / 1,116
新世界編
874話 国散策
しおりを挟む翔が国を創って半年が経過した。
「暇だ.....実に暇だ。」
翔の仕事も一段落して特別急ぐような仕事はない。
基本的には週一で行われる定例会議で様々な議論が行われる。
そこでの改善策の模索などに本来なら時間を割くところなのだが、翔は一発で答えを出し、定例会議の議題も無くなりつつある。
「よし、見に行くか。」
翔は自分が創った国を見て回ることにした。
最初は中心都市から回ることにした。
「陛下!散歩ですか?」
「まあな。暇だから散策してるんだよ。」
「そうですか!どうです一つ買っていきませんか?」
そこは、おにぎりが売っている露店だ。
米の大量生産に成功し、今はコシ〇カリくらい美味しい米を食卓で囲めるレベルになっている。
これも、以前に貰った魔力で育つ種の成功によるものだ。
これは、俺が力を入れた事業の一つで美味いご飯を大量に作り、国民が食に困らないようにするために真っ先に行った。
研究が天職なやつらの集まりなだけあって、その成果というのはすぐに出てきた。
そして今では、こうして露店でもサクッと買えるほどだ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,186
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる