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新世界編
866話 戦争の日
しおりを挟む「あいつは隊長を張れるほどの器に必ずなる。それに、ハーフのやつらにも期待を持たせてやりたいって俺のお節介も入ってるんだよ。」
「理屈じゃないんですね。」
「そうだ。ファンドには色々と迷惑をかけるな。」
「いえ、大丈夫です。」
「この戦いが終わったら、1ヶ月ほどリーデルに帰るといいさ。久しぶりに家族とゆっくりしてこい。」
「1ヶ月も俺がいなかったら......」
「バカにするなよ。俺は大天才だぞ。ファンドの分くらいは埋められるさ。家族とは会えるうちに会っておけよ。」
「わかりました。早くこの戦いを終わらせ、帰らせてもらいますよ。」
「おう。」
こうして、決戦の日までの準備が始まった。
士気はとても高く、みんなはやる気を出している。
そして、当日。
「俺から言えることは死ぬな!それが最優先事項だ。命があればなんでも出来るんだ。まあ、お前らが死ぬとは微塵も思っていないがな。」
「相手は獣人しかいない弱国と侮っている馬鹿どもだ!王命だ!暴れてこい!!」
「おおおおおおおおお!!!!」
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