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新世界編
859話 少し大きな話
しおりを挟む「まあ、今度使ってみるといいさ。だけど、キレすぎるから何も無いところで振れよ。」
「あ、はい。」
「あぁ、そうだったな。おつかい頼まれたんだったな。」
「これだ。」
ポンッ
「これですか?」
ミールは小さなカバンを渡した。
本当に小さく、この中に武具が入っているとは考えられなかった。
「それは魔道具だよ。翔にしか開けられないようになっている。」
「そうだったんですね。」
「じゃ、あいつに宜しく言っておいてくれ。」
「わかりました。」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「陛下、ただいま戻りました。」
「そうか、ご苦労。」
「それで、貰ったか?」
「はい、これが例のもので.....」
「違うよ。ミールから何かを貰ったか?」
「あ、はい。短剣を頂きました。」
「そうか。やっぱり、渡したかあいつ。」
「ファンド、騎士団を夕方に集めてくれ。大事な話がある。」
「わかりました。」
そして、夕方になった。
いつもの練習場に騎士団を全員集めた。
「すまない、少し話があって呼ばせてもらった。」
「我が国、ガロンドは戦争をすることになった。」
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