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新世界編
855話 稀霊の杖
しおりを挟む「これは.....杖ですか?」
「そうだ。これは杖だ。お前は魔法が得意だからこれがあって困らないなだろ?」
「はぁ、そうですね。」
翔はスネーに黒い杖を渡した。
「これがただのボロい杖だと思ったか?」
「..........」
スネーはそう思っていたため黙ってしまった。
「それは恐らく"稀霊の杖"だ。」
「稀霊の杖ですか?」
「あぁ。この黒光りの色とフォルムからして間違いないだろう。」
「効果は自分で調べるといいさ。ただ、それは他の国に持ってくと国宝になるといわれてるものだぞ。」
「これがそんな価値があるのですか.....というか、これを私が貰ってもいいんですか?」
「まあ、いらないしいいぞ。」
「道具なんて使われてなんぼだろ。作ったやつだって飾られるために作ったわけじゃないだろうさ。大切にしてやれよ。」
「はい!!!」
「と、そんなことがあったんだよ。」
「陛下は寛大な方だな。」
「じゃあ、その持ってる杖が国宝級の物ってこと?」
「あぁ、そうだ。」
「でも、それでいうなら私も.....」
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