829 / 1,116
新世界編
811話 建国⑭
しおりを挟む「君たちには寝床を与えよう。君たちには職を与えよう。君たちには知識を与えよう。君たちには幸せを与えよう。君たちには自由を与えよう。君たちにはその自由を守る力を与えよう。」
「今日からはここが君たちの故郷だ。俺についてこい。世界を見せてやろう。」
ドドドド
その場にいた全種族が雄叫びを上げ喜んだ。
そこにいたやつは目の前にいるのが自分たちを奴隷として酷使させていた種族と同じことなどどうでもよかった。
雄叫びはしばらく続き、少し落ち着いた頃に前にいた獅子の獣人が
「私がこの場の代表として言わせてもらいます。」
「我々はあなた様に全てを捧げます!!」
「そうか、誰か異論があるやつはいるか?」
誰からも声が上がらなかった。
これで上がった時の対処法は考えてなかったから心底ホッとした。
「では、ここにいる全員を我が国の民として認めよう。」
「俺の創る国はみんなが元気でいてもらわないと困るんでな。」
翔は収納魔法をみんなの上に発動し、回復薬の入った樽を数百個だした。
そして、空中で樽を粉砕した。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,186
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる