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新世界編
810話 建国⑬
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そこには、数万人の行列が見えた。
それも、ほとんどが人族ではない種族だ。
「獣人に半魚人、それにケンタウロスも。色々といていいねぇ。」
四国連盟ではないが、他の国では人間至上主義という国も少なくはない。
だから、他種族を奴隷として扱うという文化が残っている。
そこで俺は、商人に金を渡し「ありったけの奴隷を買ってこい。」と頼んだ。
その代わりに俺はドラゴンの一撃すら耐えうるであろう結界魔法が付与された魔道具をあげた。
「翔陛下。奴隷の数は6万と5000人ほどです。」
「わかった。ありがとう、本当に助かったよ。」
値切りや口八丁は本職の人にやらせるに限る。
残りの金は白金貨が数万枚か。
とりあえずはみんなを広場に集めよう。
こうして、翔は広場に奴隷を移動させた。奴隷には首輪がつけられており、主人の言うことを聞くようにされている。
まあ、魔道具の一種だろう。
さすがに6万5000人は多すぎるため、広場には入り切らず、溢れるが仕方ない。
翔は魔力を高めた。
すると、奴隷の首輪が全て外れた。
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