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新世界編
802話 建国⑤
しおりを挟む「あぁ、そんなことなら大丈夫だ。」
「まあ、よいか。して、ここには何をしに来たんだ?」
「国境線を明確にしがてら、この辺りを見て回っていたのだが、その時にあなたのお孫さんにあったんだよ。」
「それで、その子のお父さんが病気って聞いて、俺なら治せるかもしれないと思ってな。」
「回復薬を持っているのか?!」
「まあ、持ってるには持ってるけど、少し回復魔法が使えてな。」
「なんと!それは本当か!」
まあ、少し回復魔法とは違うかいいか。
「ていうか、妙に俺の信頼度が上がったな。」
「あぁ、お主は悪いやつじゃないからな。この"眼"がそう言っているからな。」
「チャメル族ってのは特別な眼を持っているのか?あんたの孫もすっげぇ遠くの薬草を視認していた。」
「まあ、そんなことろじゃ。」
「それを聞き出すにはもう少し信頼が必要そうだな。」
「はっは、言ってくれるな若造。」
「で、病人は?」
「こっちじゃ。」
翔はおじいさんに家の中に連れてこられた。
「ウゥゥッ」
「あぁ、風邪だなこれは。」
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