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神族編
787話 頂上決戦⑤
しおりを挟む「ガハッ」
そこからは翔の攻撃がズバズバ当たるようになっていた。
サボは今まで、攻撃が当たらずに過ごしていたため痛さというものを知らなかった。
心が折れるの時間の問題だった。
「参った.....」
「そうか。」
"闇鎖"
翔はサボを拘束した。
「悪いな。カタがつくまではそうしてもらう。」
「あぁ、構わない。だが、一つだけ教えてくれ。」
「なんだ?」
「その変えた概念とやらはどうするつもりだ?私は詳しいことは分からぬが、世界への影響はとてつもないはずだ。」
「まあ、そうだな。このままにしておけば、タダでは済まないな。」
「ある偉人は言ったんだ。"何かを創ることは何かを壊すことだ。"って。つまりは、何も失わずして何かを生み出すことは出来ないってことだ。」
「だから、俺が作った概念を壊す概念を俺が作ればいいんだよ。」
"創造"
「これで終わり。」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「魔王、久しいな。」
「誰だお前は?」
「忘れたとは言わせないぞ!この背中の傷を!!!」
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