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神族編
779話 予想通りの展開
しおりを挟む翔は神族の拠点へと着いた。
そこには、玉座のようなところに座っている一人の男と側近のようなやつが2人、護衛が3人ほどいた。
やはり、俺の予想通りだったな。
翔は"隠蔽"を外し、神族の前に出た。
「やっぱり、お前だったのか"金俵 勝志"。」
「その名で呼ばれるのは久しいな。」
「東 徹と同じような時期にもう一人の天才が行方不明になった。だが、その天才が行方不明になったことはニュースにはならなかった。」
「それは、その男はなんと16歳という歳で死刑判決を受けた凶悪な犯罪者だったからだ。」
「日本での未成年の死刑判決はまず有り得ない。だが、さすがに約三万人の人間を殺したら世間は黙っていなかったな。」
そう、その男こそがこの金俵 勝志だ。
空鐘アリーナ大爆破事件
空鐘アリーナという約四万人の人が入ることが出来る、かなり大規模な場所でライブに集まった四万人を死傷させた極めて悪質な事件だ。
そのうちの三万人四十六人が死亡し、約八千人が重軽傷を負ったという残虐性も高いとかなりの時間話題になった事件だ。
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