テンプレを無視する異世界生活

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神族編

763話 2人の支え

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「はぁ、はぁ、はぁ」

「いつやっても慣れねぇな。」

「そうっすね。毎日、重力が増え続けてるってのもありますしね.....」


2人は相も変わらず高重力の中、練習をしていた。


「今日で何倍だ?」

「850倍です.....」

「最近、増える量が減ってきたよな。」

「だけど、しんどさは増えてく一方ですよ!」



そんな、終わりの見えないしんどい練習が耐えられるのは、2人の根性の他に理由があった。




「やっぱこれだな!」

「そうですね。ここ一ヶ月は毎日来てますもんね。」

「お姉さん、本当に上手いね!」

「ふふ、ありがとうございます。これが、私の魔法なので。」


"癒しの一時リラックスタイム"


「ふわぁ、筋繊維が一本一本ほぐされてるみたいだぜぇ」

「いつ来ても気持ちいですね.....」


2人はマッサージを受けながら寝るという楽しみがあるおかげで、疲れるとすらも楽しむことが出来たのであった。



「すまない、翔殿。少し、お聞きしたいことが。」

「なんですか、シャブルさん。」


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