テンプレを無視する異世界生活

神族編

751話 ギミックの意味

回復薬を飲みみんなが元気になった。


「すげぇ効き目だな.....。さっきまでの疲れが嘘のようだ。」


すると一人の男が


「なんで俺らがこんなことをさせられてんだよ！！こんなの意味ねぇだろ！」


男は不満があり、そう訴えかけた。


「お前はバカか。」

「なんだと！！」

一人のクールな男が続けた。

「これ程までに自分の弱点を改善し、強くなれるプログラムはないだろ。」

「お前、自分の弱点はどこだと思う？」

「それは、足腰が少し弱い事と体力が少ないことだ。」

「じゃあ、お前の練習場はどんな場所だ？」

「あっ..........暑っつい砂漠だ.....」

「これ以上、言うまでもないな。翔は全ての者なあった練習場所と練習メニューを考えたのだと思うぞ。」

「まあ、そうだな.....」



男は言い返すことがなくなったのかすっかり黙ってしまった。


みんなもしっかり理解したようで、黙って練習場へと戻って行った。



ドンッ


「あれ？」

「気づいたか？」

「重力、キツイけどさっきほどじゃないですね。」

「あそこ見てみろよ！」