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神族編
733話 称号の歴史
しおりを挟む「そうだな、俺の称号は"一気一速"だ。効果は基本的に速さ補正だな。」
「まだ、一つ解放していないのだが30%程の補正はかかっていると思う。」
こいつはとことん速さだな.....。
それにしても、30%補正か.....。
やはり、"全能"は称号としてはかなり上位なのだろう。
「そういう翔は"全能"だったよな?」
「あぁ。」
「どんな恩恵が得られるんだ?」
「それが分からないんだ。効果のところには大upや中upと抽象的にしか書かれていない。」
「翔さんは"全能"の称号をお持ちなのですか.....。なんと珍しい.....。」
「おじいさんですか。」
気配を消して俺に近づいてくるのはやめてくれ。
「何か、称号について知っていることはありますか?」
「そうですなぁ、称号は"悪魔"が授けてるというのは聞いたことはありますね。」
「かの有名な悪魔のサタンが人間と命の契約をしたそうで、その契約し恩恵を受けた人間に子どもが出来たそうで」
「それから、その契約というのが継承され今の称号という形になったと?」
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