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神族編
732話 くえない人
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翔とボクスは熱い握手を交わした。
「やっぱり、"武神"はひと味違うな。」
「翔もよかった。私もさらなる可能性が生まれて、もっと新しい挑戦をしたくなったよ。」
こうして、2人の手合わせが終わった。
「(魔力を使わずあの強さとは.....末恐ろしいな.....。)」
「翔はやっぱつえぇな。」
「いや、ボクスにはまだまだ及ばない。」
「そういうことじゃなくてだ。確かにボクスのおっちゃんは強いけど、普通ならあの人の前にも立ってらんないぜ。」
確かに強者が放つプレッシャーは感じたが、前に立てないというわけではない。
まあ、まだ本気じゃなかったんだろうな.....くえない人だ。
「そういえば、ここの人って人族以外がほとんどだよな。」
「まあな、人族はボクスのおっちゃんと翔と十呉に数人くらいじゃないか。」
「俺も人族だけど、神と契約してる奴は事実上は人族とは言わないからなぁ。」
「そういえば、ジルコの称号って何だ?」
「何だ急に?」
「いや、実は称号についての知識というのはからっきしでな。」
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