テンプレを無視する異世界生活

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神族編

717話 十呉と九鳳の差

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"植手"


植物がとても大きい手の形になり、ユユを叩き潰した。



「あれはユユもかなり効いただろ。」

「いや、そうでもないと思うぞ。彼女は重力魔法を使うんだろ。この程度じゃ多分意味もないぞ。」


翔の予想は当たった。



"重力のない場所ニルグラビティ"


自然とジバゴの植手が離れていった。


「彼女、相当怒ってるな。」


ユユの魔力量が徐々に上がっていった。



「その汚い手で私に触るんじゃないわよ!」


"激重力"



ドゴォン


ジバゴは有り得ない勢いで地面へとめり込んだ。


「そこまでです。」


四覇のお爺さんが止めに入った。



「やっぱり、十呉と九鳳じゃレベルが違うな。」

「あぁ、さっきみたいな単純な力ではまず勝てないだろうな。例外はいるが.....。」

「お、次のカードも面白そうだぞ。」


次に戦う二人がステージへと上がって行った。



「左の爪が長い男は九鳳の"バラシ屋"のマッド=ロンブーだ。右のスキンヘッドの普通の男は七暁の"傀儡師"のトルイ=サンハッドだ。」

「どっちも殺しを専門としてるやばい奴らだ。」


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