700 / 1,116
神族編
681話 初日の結果
しおりを挟む二人は満足して帰っていった。
こうして、激動の初日が終わっていった。
「よし、じゃあ、会計。今日の売上を。」
スラムの中にも字は読めないが、計算能力に長けているものは何人もいた。
そういう人を会計にしているため、俺の仕事とかは本当になくて楽だ。
「発表させていただきます。本日の売上は白金貨5枚と金貨80枚、銀貨が83枚です。」
初日から5000万円の売上を出したか。ノルマは3000万円、つまり白金貨3枚くらいを予定していたが、それを軽く超えてきたか。
「じゃあ、受付。練習コース、実戦コースに潜っている人数を。」
「はい、練習コースには108名、実戦コースには32名の方が潜っています。」
「実戦コースが思ったより多いな。」
「どうやら大型ギルドの方々が20名ほどで潜っているそうです。」
そう、実戦コースの目的は団体客なのだ。一人での攻略などほとんど不可能。賞金の大きさを知れば誰もがそう思う。
そうして、グループを作って山分けをしようとする。
いい感じに初日から動いているな。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,186
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる