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神族編
658話 許可の申請
しおりを挟む「ここが翔の家か。大豪邸に住んでるものだと思ってたけど、そんなんでもないんだな。」
「一人で暮らしてるから広いと不便だろ。」
ガチャ
「チャッピー、ただいま。」
「キュゥゥン」
チャッピーが翔に抱きついた。
「ウルフキャットじゃないか!」
「あぁ、そうだ。」
「人には懐かないものだと思っていたよ。」
「普通は懐かないだろうな。こいつが小さい時に出会って、それ以来の仲だからな。特例といってもいいだろうな。」
「やっぱり、翔は面白いや。」
コンコン
「お、来たか。」
ガチャ
「翔様、陛下からのお許しが出ましたよ。」
「ご報告ありがとうございます。間違いなく、お聞きしました。」
ガチャン
「王の側近がなんのようなんだ?」
やはり天才と言われるだけはある。話の内容と格好から王の側近と言い当てたか。
「あぁ、新事業をすると言っただろ。そのために必要な許可を申請していたところだ。」
「そういえば、まだ詳しい新事業の内容は聞いてなかったよ。一体、なんなんだ?」
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