テンプレを無視する異世界生活

神族編

646話 コルグ=シャルル

その会議室の中には10人ほど人がいた。

集合時間の1時間前にこんなに集まるのか。優秀だなSSランクは と最初は翔はそんな思いだった。


「お、バルムス！久しぶりだな。」

「おう、久しぶりだな！」


バルムスは背丈などが同じ20～30代ほど人とハグをしていた。

「後ろのやつがお前が推薦したって新人か。」

「あぁ、そうだ。」

「俺はコルグ=シャルルってんだ。よろしくな。コルグでいいぞ。」

「よろしく。俺は如月 翔だ。翔で構わない。」

翔は握手をした。


ピキーン


「なるほどな。これは、化け物を連れてきたなバルムス。」

「流石だな。気づいたか。」

「翔は何位なんだ？」

「バルムス、俺は何位なんだ？」

翔もイマイチ自分の順位を把握していなかった。

「あのな、自分の順位くらいは把握しておけ。お前は28位だよ。」

「なるほど、まあまあ低いんだな。」

「この中じゃな。だけどな、依頼をこなした数の少なさならお前が間違いなくNO.1だよ。」