テンプレを無視する異世界生活

神族編

641話 SSランク冒険者集会

「翔さん、7日後というともしかして？」

「あぁ、そうだ。SSランク冒険者の集会があってな。」

「翔さん凄いですね！もう、30本の指に入ったんですか！！」


7日後にサンターレて行われるSSランクの冒険者の上位30名だけが参加出来る集会に俺は呼ばれていたのだ。

バルムスに「これは、強制参加だ。不参加の場合はライセンスの剥奪だ。」

と脅された為に行かなきゃ行けなくなった。

どうやら、冒険者の中ではとても名誉なことで、呼ばれて行かなかった者は未だかつていないらしい。

俺も肩書きとして「SSランク冒険者」というものを持っておきたいから、行くことにした。

まあ、強いやつを見る機会だし、案外面白くなりそうだ。


「そういや、ファンドはAランクに昇格したらしいじゃないか。」

「そうなんです！」

「歴代で二番目に若いAランク冒険者だったらしいな。」

「そうらしいっすね。」

照れながらもそう答えた。


「ですけど、一位は8歳でなったらしいので、比べ物にならないっすけどね。」