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神族編
610話 妖剣の正体
しおりを挟む「あぁ、そうだ.....。」
ミール=ズーネ。彼の作った剣や防具は超一流品と称えられるほど、素晴らしい物であった。
だが、ある日を境に彼が作る武具が呪われるようになった。
彼が作った武具を使用したものは必ず死に至る という呪いだ。
そこから、ミールは武具を作ることから足を洗いこうして山に篭もっているのだ。
「あなたの武器に触れて、すぐにわかりましたよ。あなたの剣が"呪われている"と言われるようになったか。」
「このガルグァの剣が作られたのはおよそ10年前ほどでしょう?」
「あぁ、9年と10ヶ月ほどだと思う。」
「あの時のここの地脈には濃度が高い魔素が流れていたんだ。その魔素大量に含んだ鉱石をあなたは使い武器を作った。」
「最初はこのガルグァの素材に問題があると思ったのだが、あれだけの上物を作る一流が素材を計算せずに作るわけはない。」
ミールはとても驚いた顔をしていた。
「まだ、ちっこいガキのくせに.....。お前は誰なんだ。」
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