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神族編
583話 一期生の将来②
しおりを挟む「ファルはウォラーレに言って、就職するってジャンから聞いたな。」
「そうっすね。たくさんの人に薦めてもらったので、そこに行くことに決めました。」
就職と聞くと、他の人たちとは聞こえが悪いがファルはウォラーレで一番と呼ばれている商会「ドワーフフォレスト」というとこの技術職人としてスカウトされたんだ。
ここの技術職人の年収は平均で白金貨5枚(5000万円)と言われているほどの、超超一流企業なんだ。
実は一番安泰しているかもしれないな。
「他のみんなはどこに行くか知っているか?」
「あ、私はここで教師をしようかと思っています。」
俺の後ろからリンがそう言った。
ギダとシャラドラは冒険者、サヤナは国家魔法士になるそうだ。
まあ、みんなだいたい予想のついた結果だな。
安定を求める者、好奇心を満たす者、高みを目指す者。
色々といていいじゃないか。
こいつらを見てると、学校を作ったかいがあったなって思えるさ。
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