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神族編
580話 言神のラン
しおりを挟む「わ、私は言神のランです。」
「名乗らなくてもいいのよ。」
狂神が年の離れたお姉ちゃんに見えるな.....。
「この子はまだ位が低いから直接加護を与えなきゃならないのよ。だけど、喋るのは苦手だからそこは大目に見てあげてね。」
「あぁ、それはいいんだ。こちらが頼んだことだからな。」
「いえいえ、前々から私の方が頼んでいたことなので!」
緊張のあまり大きな声で喋ってしまっているな.....。
「で、では、加護を受け取ってください。」
どうにか、誤魔化したな。
俺はラン差し出してきた手に触れた。
ピローン
シュイーン
なんだ、この最後の音は.....。
「やっぱり上がったわね。」
「しかも、二つも上がるとはな。」
どうやら、最後のはランの位が上がった音らしい。なぜ、神にもランクアップ音が鳴る機能がついているんだ.....。
「わ、わわわ、ありがとうございます!!!」
めちゃめちゃ喜んでくれたな。
神が90°で頭を下げてるけどいいのか?
あの翔が少し心配をした。
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